杏林大学 GUIDEBOOK 2026
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TOURISMWELLNESS 杏林大学は医療系の総合大学として、人の命や健康に向きあい、地域の豊かな暮らしを支える知の拠点となっています。その学びを実社会に役立てるさまざまな取り組みが学部間の密接な連携によって進められ、各地で大きな成果をあげています。外国語学部 心身の健康や美などがテーマの『ウェルネスツーリズム』は、世界的に注目されています。そこに運動や趣味・休養・栄養、そして楽しさの要素を備え、世代・障がい・要介護度などといった身体特性の違いや制限を超えて、誰でも安心して旅を楽しみ、旅の感動を共有することをめざすのが杏林型ウェルネスツーリズムです。こうした取り組みは、静岡県東伊豆町、愛知県田原市、長野県千曲市などで杏林大学と連携しながら進んでいます。 杏林大学では 外国語学部と保健学部の連携による学びや研究を活かした取り組み保健学部を実践しています。その一環として理学療法学など保健学の視点から運動の楽しみ・健康・休息・栄養・バリアフリーなどの要素を、また観光学の視点から楽しみ・グルメ・家族のつながり・観光資源の活用などの要素を足しあわせることで、特色ある観光プランを立案しています。その過程を多学部の学生が一緒に直接体験することで、それぞれの専門分野だけでなく他分野の、将来社会実践に役に立つ知識・技術を学び、さまざまな分野で貢献できる人材を育成していきます。新しい旅のかたち「杏林型ウェルネスツーリズム」での取り組みが他分野に貢献できる人材を育てるWELLNESS TOURISM杏林大学は、国の事業の採択を契機に、2013年から「健康寿命延伸」をテーマに地域貢献活動を行ってきました。そのひとつが、外国語学部と保健学部の連携による新しい旅のかたち「杏林型ウェルネスツーリズム」の提唱とその推進です。CASE108KYORIN UNIVERSITYウェルネスツーリズム学部の垣根を越える。地域で学ぶ。

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