専門学校 桑沢デザイン研究所 GUIDEBOOK
58/107

■■■■ペースデザイン専攻■年次夜間部はエレメントの独立した授業を行っていないため、インテリアを「商空間」、住環境を「住空間」として呼び名を変えています。専門講義ではこの■つの概論的な授業として「建築史」と「インテリア史」を学びます。 ■年次の前期では、デザインの基礎を学ぶため「表現方法(デッサン)」「表現方法(ドローイング)」の授業があります。ここではものを観察して、対象の質感や量感を的確に捉え、空間を把握して表現したり、図面化する能力を養います。また「造形発想」では、〈桑沢〉伝統のハンドスカルプチャーを行います。一つの木のかたまりから手になじむ形をつくり出すために、削り出したり磨いたりして、形の可能性をとことん探求する課題です。この作業によって、立体造形に関する基礎的なことを習得します。図面はいきなりパソコンでCADに触れるのではなく、まず手描きで学びます。後期からは、演習を通してものと空間の関わりを考えます。「インテリアエレメント」ではインテリアと家具的なものの関わりを、「住宅エレメント」では住環境と家具との関わりを考察し、商空間と住空間をエレメントでつなぐ授業を行っていきます。(語り:大松俊紀先生)■.「インテリアエレメント」学生作品 ■.「インテリアエレメント」授業風景 ■.「住宅エレメント」授業風景 ■.「住宅エレメント」学生作品空間デザインは、場所の観察から始まる専攻デザイン科 夜間部 スペースデザイン専攻214215SDス

元のページ  ../index.html#58

このブックを見る