専門学校 桑沢デザイン研究所 GUIDEBOOK
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■■■■ロダクトデザイン専攻■年次すべての授業を通して〈とらえる力(洞察力)〉〈表す力(表現力)〉〈まとめる力(総合力)〉を培い、デザイナーとしてのキャリアスタートに必要なデザイン力を身につけるためのカリキュラム設計と指導を心がけています。夜間部といっても授業数は昼間部とほぼ同じ。そのため、デザインにおけるさまざまな能力をスピーディーに習得する授業になっています。講義「プロダクトデザイン論A」では、道具、人間、生活、社会、文化、技術、経済のそれぞれの関係を、プロダクトデザインの観点から考えます。また、材料と加工方法を、設計、製造、使用のそれぞれの場面を通して理解します。前期で行う技術演習の「表現技術A・B・C」。ここでは製図、スケッチ、モデリングといった■つの表現技術を確実に身につけ、それを活かしてプロダクトデザインの一連の流れを経験していきます。デザイン演習では、まず「プロダクトデザインB」で、手と道具の関係性を理解することで、人が使う道具の基本的ボリュームを学びます。後期の「プロダクトデザインA」では〈テープカッター〉をテーマにして、道具の機能的制約条件をまもりつつ、デザインに取り組みます。構造、素材、加工方法を考えながらデザインし、モックアップモデルを制作します。並行して「プロダクトデザインC」では〈ファンとモーターを配置したプロダクツ〉をテーマに、使用環境と道具の関係性を探ります。前期に習得した製図とスケッチの表現技術を応用して精度の高いデザインを学びます。使う人の立場、製造条件など多角的な視点で、形、色や素材、構造を決めていくことが大切です。(語り:本田圭吾先生)■. 「表現技術E(ポー トフォリオA)」授業風景 ■.「プロダクトデザインB(機能と身体)」学生作品 ■.「表現技術D(上級スケッチ)」授業風景 ■.「表現技術E(ポー トフォリオA)」授業風景キャリアスタートに必要なデザイン力をスピーディーに身につける専攻デザイン科 夜間部 プロダクトデザイン専攻208209PDプ

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