専門学校 桑沢デザイン研究所 GUIDEBOOK
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■■■■ジュアルデザイン専攻■年次個人的なものから社会のニーズへ 分野の垣根を超えるコミュニケーションデザインを論理的に組み立てて、社会のニーズに応える効果的な表現を目指していくことが■年次の学習になります。「制作の現場」の授業では、グラフィックの分野のみならず、業界の第一線で活動しているデザイナーやクリエーター、アーティストを招き、講義をしてもらいます。実社会の現場のリアルを認識し、これから社会に出て仕事をしていくうえで、具体的なイメージや意識を培います。また、さまざまな活動をしているゲスト講師の話を聞くことで、今の時代にあった画一的でない働き方について考えるきっかけとなります。さらに、ゲストの作品から卒業制作のヒントを得ることもできます。演習の「ビジュアルデザイン 」で行うのは、ブランディングです。お店全体のアプリケーションを考える授業です。たとえばカフェであれば立地や客層、空間全体を考えた上で、ロゴやカップ、ショップカードといった関連性のあるアイテムをデザインしていく。これまでに学んだパッケージやフォトグラフなど、さまざまな知識を総動員して統合的なデザインを手がけていきます。最終的には、人間を中心として分野の垣根を超えた総合ブランディングを提案・デザインします。「表現研究」は、卒業制作へのヒントとともに、自分がつくったものを伝える方法を学んでいきます。「ビジュアルデザイン 」とは反対に、個人的な発想をどのように衆の問題として社会に提案するのか。広い意味でのコミュニケーションを養っていきます。(語り:鈴木一成先生)■.「ビジュアルデザイン」授業風景 ■.「ゼミナール」学生作品 ■.「ゼミナール」学生作品 ■.「ビジュアルデザイン  」授業風景総合デザイン科 昼間部 ビジュアルデザイン専攻138139VDビ

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