■:■■■ ½ :■■■■■年次では、発想を柔軟にするための実験を行います。課題は〈頭を覆うもの〉と〈身体を包むもの〉の制作です。いきなり実物大からではなく、小さな造形物から手がけていきます。小さなカラーボールや手を動かすことで生まれる発想を作品に反映させます。この課題では、必ずしも〈頭を覆う=帽子〉〈身体を包む=洋服〉ではありません。ミシンを使わなくても〈身体を包むもの〉であればそのアイデアを重視します。もちろん、布じゃない素材、たとえば金属や紙やビニールを使って身体を包むのもありです。〈頭を覆って、身体を包む〉をテーマにつくることで、全身のコーディネートができるようになります。「洋服とは自分を主張する一番身近なデザイン」だと思いませんか?認識することにより、プレゼンテーションの場で自分の主張を明らかにできます。(語り「スペース(空間)」とは、人がいる場所やものを取り囲む空気を指しています。課題では、まずは平面構成、そしてそれを図面に見立てて空間設計を行い、抽象的なものから具体的なものへと発展させていきます。具体的な内容として、最初に行うのは模型の人形を通して疑似体験をするトレーニングです。まず箱をつくり、その中に模型の人形を入れます。次に箱に穴を開けると、光が差し込んできますね。どこからの光がどのように空間に入るのか、そして変化していくのかを(箱の中の人形として)実際に経験し、身の回りの空間というものをしっかり認識するための授業です。また、「空間課題」では人が憩うカフェなどの空間をデザインして、模型をつくります。たとえば渋谷駅前を敷地にして、そこにカフェをデザインしていく。ひとと空間、ものと空間との関係を探ります。(語り小さなものから実物大へ発想を柔軟にする実験抽象から具体へと発展させる人とものと空間の関係を学ぶのボディを使って、そう辺見小百合先生)大松俊紀先生)基礎デザイン■.「公園のカフェ」学生作品■.「スペースデザイン」授業風景■.「スペースデザイン」授業風景 ■.「スペースデザイン」学生作品後期基礎デザイン総合デザイン科 昼間部 1年次 基礎デザイン■.「ファッションデザイン」学生作品■.「ファッションデザイン」授業風景■.「ファッションデザイン」授業風景 ■.「ファッションデザイン」授業風景後期スペースデザインファッションデザイン132133
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