専門学校 桑沢デザイン研究所 GUIDEBOOK
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■■: ■■■り:■■■■授業の中で実践を通して、プロダクトデザインの役割や面白さを体感してもらいます。デザインするテーマは〈把■手■〉です。把手と言われて、何を思い浮かべますか?マグカップの持ち手、スプーンやフォークの柄、ドアノブなど…。スタートラインは「手で握る」という原点。道具のデザインは「手」との関係性を切り離せません。把手となる部分のデザイン(大きさや形)が道具の使いやすさに直結しますから、まずここから考えていきます。具体的な課題として〈エコバッグホルダー〉〈ビニール傘のハンドル〉をテーマに、観察、仮説、モデル制作、体験といった段階を踏みながら、プロダクトデザインの過程を経験していきます。日常生活にある身近な道具を理解し、もっと便利に、もっと使いやすく、さらなる道具の可能性を学びます。(語り本田圭吾先生)インターネットやポスターなど、今の時代はさまざまな視覚情報があふれています。そのような現代社会で的確にメッセージを伝えるためには、必要な情報を浮かび上がらせて〈伝えるデザイン〉にすることが重要です。たとえばピクトグラムを用いたサイン。トイレや非常口、オリンピックの競技など、見ただけでその意味するものを、国籍を問わずあらゆる人たちが理解できます。デザインを機能させるために大切なことは、不要な要素をどこまで削ぎ落し、特徴をどこまで強調するかというせめぎ合いの中で、最適解を見つけ出すことです。ビジュアルデザインの基礎は〈見た瞬間に伝わる〉ということ。無駄を削ぎ、特徴を強調する練習の積み重ねがビジュアルデザインの基本となります。また、■年次からイラストレーターなどソフトを使いながら、コンピュータ関係の知識も身につけていきます。(語鈴木一成先生)日常生活にある道具を理解しさらなる発展への提案を行う無駄を削ぎ、特徴を強調するビジュアルデザインの基本基礎デザイン■.「レタリング」授業風景■.「レタリング」授業風景■.「+・−」学生作品 ■.「+・−」授業風景前期基礎デザイン総合デザイン科 昼間部 1年次 基礎デザイン■.「プロダクトデザイン」授業風景■.「プロダクトデザイン」授業風景■.「プロダクトデザイン」授業風景■.「傘のハンドル」学生作品前期ビジュアルデザインプロダクトデザイン130131

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