専門学校 桑沢デザイン研究所 GUIDEBOOK
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技術デザイン講義・他講義・他チュートリアル・その他技術講義デザイン基礎182216183217専攻デザイン科の1年生の全学生が聴講する講義。4つの専攻分野ごとに講師を招き、分野の垣根を越えて多面的にデザインの広がりに触れる。 JIS規格に基づいて、デザイン製図の基本的技術を学ぶ。ものの形をわかりやすく表現し、伝えたい情報を正確に伝える表現技術としてのデザイン製図を基本に、CADの概要も学ぶ。素材の特徴(植物繊維、動物繊維、再生繊維、合成繊維)などを豊富な生地サンプルから学び、現代のファッションデザインに生かすための知識を養う。専攻デザイン科の1年生の全学生が聴講する講義。4つの専攻分野ごとに講師を招き、分野の垣根を越えて多面的にデザインの広がりに触れる。造形要素である色彩と形体を中心に、平面から立体における造形表現および造形の秩序などを理論と素材体験を踏まえた実習により学ぶ。デザイン活動に充分に対応できる基礎能力を身につける。3次元の立体物を2次元のスケッチで表現するために、透視図法を理解する。そして、フリーハンドで的確にものの形を描けるようにトレーニングしていく。表現技術D(上級スケッチ)に進むための基盤をつくる。道具、人間、生活、社会、文化、技術、経済のそれぞれの関係を、プロダクトデザインの観点から考える。また、材料と加工方法を、設計、製造、使用のそれぞれの場面を通して理解する。レンダリングスケッチは、製品提案の意図やデザイン上のポイントを的確かつ特徴的に伝える表現技術。そのテクニックと魅力的な表現手法(ハンズオン・PC)を身につける。デザインについての基本的な知識や、デザインの現在をとらえるために効果的な発想力を身につける。そのための方法として新たな概念に触れる。学生各自が1年次につくった作品を見つめ直し作品集を制作する中で、自分とは何かというセルフイメージの構築と、自分はどうなりたいのかという未来への夢を確認する。アパレル業界における商品計画の実態と専門知識を学ぶ。ファッション産業の構造、消費者行動、ファッション情報、トレンド情報の分析、ファッション分類など、これからのファッション産業について考察する。クレイモデルやモックアップモデルの制作と検討を通して、曲面と稜線の構成を学ぶ。表現材料に慣れ、形の微妙なニュアンスを提示する方法を習得する。※チュートリアルは年間6科目(1科目3コマ)設置し、うち4科目(12コマ)を必修選択とする。本科で科目を担当する非常勤教員が担当し、それぞれの科目の補足的指導や個別指導のほか、非常勤教員の専門領域の実務実例を題材とした実践的なチュートリアルを実施。このチュートリアルを通して「デザインの現場」を伝えていく。通常授業以外の必修科目として、学生各自が自主的に行うもの。美術館やイベント等を見学し、そのレポート提出をする「校外見学」および、デザイン関連の公募・実務などへ実際に参加し、そのレポート提出をする「校外実習」がある。ファッションデザインの基礎過程として、生活と衣服、身体と衣服の関係を理解し、基本的なアイテムに対するデザイン力を養う。クロッキーの実習を通して、衣服と身体との関係をとらえる。彩色技法や素材の表現を習得し、コスチュームに使用する素材やデザイン画の表現力を養う。衣服を制作するために必要な道具の扱い方、縫製技術などを基礎から演習する。また、ブラウス・シャツの実物制作を通してデザイン、作図、素材の特性や扱い方などを知り、基本的なアイテムに対する理解を深める。テープカッターをテーマに、使用目的、デザインするうえでの制約、使用場面を正しく理解して、構造、素材、加工方法を考えながら実際にデザインする。モックアップモデルを制作して作品ファイルにまとめる。手で持って使う道具のデザインを通して、行為と機能の関係を理解する。検証モデルによる体感を繰り返し、キッチンツールや文房具、工具などのデザインに取り組む。モーターや電子基盤などの内部構造は製品の外観形状に影響を及ぼす。ドライヤーをテーマに、前期に習得した製図とスケッチの表現技術を応用し、家電製品の条件や制約を正確に把握し、精度の高いデザインを学ぶ。前期に学んだ基本的なアイテムに対するデザイン力を応用し、造形力や色彩感覚を高める。さらに、表現力を豊かにするためにPCを活用したデジタル加工のテクニックを学ぶ。工業ボディを使用し、布地(トワル)を直接留めながら、立体的に衣服をつくるためのドレーピングテクニックを学ぶ。フォルムの量感をとらえ、平面と立体の関係を把握する。前期で学んだ縫製テクニックをさらに発展させ、Aラインギャザースカートを制作する。さらに、人体の構造や特徴を把握し、原型との関係を理解しながら、スカート作図の基礎理論を学ぶ。

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