専門学校 桑沢デザイン研究所 GUIDEBOOK
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[歴史的な資料からのヒント] *発明愛好家向けの雑誌 ・電話の初期利用「テアトロフォン」(1880年代・パリ) ※気になった・調べた・連想した… 1. 劇場からの中継を聴いている!? 最初から電話=二人のあいだで  声をやり取りしてはいない? [図版:水越 伸『メディアの生成』同文館出版・1993年より引用]156157総合デザイン科昼間部1~3年次選択心理学研究A・B美術史研究A・Bメディア文化研究A・Bライティング・スタイル研究A・Bソーシャルデザインプロジェクトカルチャー英語研究A・B構成A・B構成[版表現]デッサンA・B彫塑ファッション概論カースタイリングデザインA・B1年次選択立体を考える・表現する総合デザイン科昼間部自由選択科目総合デザイン科昼間部英会話・日本語会話1~2年次選択ウェアラブルコンピュータ演習2~3年次選択アパレルデザインプロジェクトタイプフェイスデザインウェブマーケティング&デザイン[基礎]3年次選択印刷実習デザイン学(共通理論)1年次2年次3年次デザインとは何かデザインの歴史や現在の状況を学びながら、基本的な知識を身につけます。「デザイン概論」「近代デザイン史」の科目を通じて、過去から現在にかけてデザインと呼ばれてきた取り組みや活動を知ることからはじまります。デザインの世界で先人たちはどんな活動をしたのか。どんなことに挑戦しているのか。過去と現在を学ぶことで、デザインの基本的な知識が身につきます。社会・文化との関わり1年次の学修をふまえ、社会の仕組みや日常生活に根付く文化を知り、取り組みたい問題やテーマを探していきます。「文化論」「メディア論」「人類学」「認知科学」の各科目を通じて、私たちが暮らす社会や文化を知ることに重きがおかれます。各専門の視点から私たちの生活様式や身体感覚などを改めて理解し、ときには未知として再発見する機会が用意されています。デザインの課題に向き合うさまざまな視点から問題解決へのアプローチを学び、近代以降の社会が抱える問題と、その解決に取り組むデザイン活動の可能性を考えます。自分で見出した問題やテーマに則して、実際に社会のなかでデザインに取り組んできた講師から、具体的なアプローチや考え方を学びます。身につけた技術を用いて将来取り組みたいことを見出す機会となります。デザイナーとして生きていくために、現代が抱えるデザインの課題と向き合う授業です。学年や専攻を越えた多様な学びの機会1~3年次共通の「自由選択」は、さらに広く深く学びたい、もっと関連分野を知りたい、弱点を強化したいといった希望に応える選択科目群です。「デッサン」「コンピュータ演習」「アパレルデザインプロジェクト」「メディア文化研究」「カースタイリングデザイン」などさまざまな科目があり、自分に合った授業を受講できます。学年や専攻を越えた交流も深まります。語学力を磨いて将来のデザイン活動の幅を広げるデザイナーとして将来的にグローバルに活躍するためにも、語学力の向上は欠かせません。ネイティブの英語教師から生きた英語を学び、英会話の基礎を身につけます。また、デザイナーの活動の場が海外に広がる一方で、海外から日本にデザインを学びに来る学生も増えています。日本でのデザイン活動を希望する留学生のために、日本語会話の授業も開講しています。※英会話と日本語会話の両方を受講することはできません「~研究」の科目について「~研究」の科目は、好奇心に応える演習です。「心理学研究」では、感情に働きかける色彩や映像の扱い方を学びます。校外見学で刺激的なアートの展開を視野に入れる「美術史研究」。映画と原作の小説やマンガを比べ、たくさんの作品と出会う「メディア文化研究」。「カルチャー英語研究」では、英語の記事や映像を通じて、現代の文化動向に触れます。「ライティング・スタイル研究」では、ことばによる思考の整理と組み立ての方法を学びます。

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