駒沢女子大学 共創文化学部 心理学科(届出済)2025
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[担当科目] 心理学概論/心理学研究法/心理学ゼミ[専門分野] 認知心理学学ぶ司法・ミニ授業犯罪心理学非行・犯罪の背景を考えてみよう 公認心理師、臨床心理士、博士(教育学)[担当科目] 教育相談/心理学ゼミ/公認心理師の職責[専門分野] 臨床心理学/教育相談/質的研究Profile学校教育領域で、子ども·保護者·教員に対する支援を実施。現在は、プレイセラピーやナラティヴセラピーの研究·実践に取り組む。公認心理師、臨床心理士、博士(医学)、精神保健福祉士、日本精神分析学会認定心理療法士[担当科目] 臨床心理学概論/心理療法論/心理学ゼミ[専門分野] 臨床心理学(特に精神分析学的心理療法論)/      メンタルヘルス/健康科学Profile主に精神科クリニックや総合病院など医療領域で心理支援を実施。精神分析的心理療法や、心身に問題を抱えた方のQOLや適応に向けた実践や研究のほか、心理専門職養成や生涯研修にも取り組む。Profile主に映像表現を対象とする知覚や注意の過程に関する研究に従事。現在は、映像編集の効果、視聴時に使用するデバイスや再生速度が及ぼす影響に関する研究に取り組む。Profile読む、書くなど、人が言葉を使う時の認知過程を解明する研究に従事。現在は、インターネット上で使われる言葉の特徴に関心を持つ。公認心理師、臨床心理士、多文化間精神保健専門アドバイザー、博士(心理学)[担当科目] 心理学概論/健康・医療心理学/心理学ゼミ[専門分野] 臨床心理学(特に多文化カウンセリング)      コミュニティ心理学/健康心理学Profile主に、精神疾患、身体疾患の治療過程にある方や、何らかの事件の被害に遭った方を対象とした心理支援に従事。多様性という観点から「個人と環境との適合」に関する研究・教育実践に取り組む。ゼミ生の研究テーマ例青年期の子育て不安に関する研究大学生の自己開示と友人関係満足度について~SNSと対面の比較~「推し」に対する心理的所有感に関する研究ゼミ生の研究テーマ例食べ物のおいしさ感に及ぼす色の影響顔文字と絵文字が携帯電話メールでの感情伝達に及ぼす影響商品ラベルの文字書体が購買意欲に与える影響ゼミ生の研究テーマ例いじめ傍観者の役割体験から考えるいじめ防止要因について心理専門職養成大学が提示する「臨床心理士」と「公認心理師」像について過去の仲間外れ目撃体験が現在の友人関係にもたらす影響についてProfile精神科クリニック、学生相談機関、大学付属の心理相談機関などで心理支援に従事。近年は子育て支援プログラムの開発に取り組む。Profile家庭裁判所調査官としての長年の経験を経て、現在は非行や犯罪をした人の心理社会的アセスメントと立ち直りに向けた支援を研究。刑事事件の情状鑑定にも携わる。また、最近は、加害者の償いに着目し、犯罪被害者やその家族の視点から考察する研究にも取り組む。 公認心理師、臨床心理士、博士(教育学)[担当科目]心理療法論/コミュニティ心理学/心理学ゼミ[専門分野] 臨床心理学/コミュニティ心理学/子育て支援 公認心理師、臨床心理士、博士(心理学)[担当科目] 感情・人格心理学/関係行政論/心理学ゼミ[専門分野] 臨床心理学/心理アセスメント/質的研究Profile公認心理師・臨床心理士として精神科クリニックや教育相談室などで心理支援に従事。現在は、心理専門職を目指す学生への指導や、その成長過程に関する研究に取り組む。高校の授業の一環で、非行少年の更生支援に携わる方のお話を聞いて犯罪心理学に興味を持ち、田中先生のゼミを選択。現在は、少年法の厳罰化傾向について研究しています。ゼミには、SNSによる犯罪や、推し活を心理や行動について研究する学問です。例えば、万引きひとつにしても、その動機は、「物がほしかった」、「達成感やスリルを味わいたかった」、「寂しい気持ちを埋め合わせたかった」など、人それぞれに異なります。非行・犯罪に至るまでの心理的要因をはじめ、社会的要因や生物学的要因などにも目を向け、非行や犯罪に至った事情や背景を明らかにすることで、犯罪などの防止や更生のきっかけにつなげることができます。 私は長年、家庭裁判所調査官として、非行をした少年のアセスメントと支援、家庭内の不和などの課題を抱える家族の支援などに携わっていました。‘ 非行少年’と聞くと、自分勝手に物事をとらえ、手に負えないといった悪いイメージを抱くかもしれません。しかし、実際は、生い立ちや家庭環境、心身の状況など自分ではどうすることもできない事情が非行の背景に潜んでいることも多いものです。このような非行のメカニズムの解明や立ち直りに向けた支援には、心理学の知見や面接技法などのスキルが役立ちます。ゼミでは、司法・犯罪領域の関係機するファン心理を利用した不正転売について研究するゼミ生もいます。司法・犯罪心理学の領域で自分が注目する問題を自由に研究できる環境です。少年院や家庭裁判所を見学して専門機関の役割を学ぶという貴重な体験もできます。心理学の学びを通して、心の問題と向き合い、どう乗り越えるかを考える力が身につきました。3年次に心理学検定1級を取得、現在は特1級を目指し学びを深めています。今後も学んだことを活かして心に関する身近な問題や社会問題を考えていきたいです。関を見学し、そこで活躍する専門職から直接、話を聞く機会も作っています。学生たちには、現場の臨場感を体感し、アセスメントや支援の実践について見聞を広める機会になっています。ます。司法・犯罪心理学の授業では、社会の注目を集めた事件だけでなく、身近に起きた非行や犯罪のニュースも取り上げます。さらに、家族関係や家庭内の問題の解決を目指す家事事件についても取り上げます。さまざまな事例を通じて、現代社会が抱える問題に触れ、どのような解決が考えられるのかといったことを検討する力や、心理学という視点を入口に社会問題を多角的に考える力が養われていくものと考えています。 授業やゼミでは、グループワーク、少人数でのディスカッションの機会が多くあります。このような経験を積むことでプレゼンテーション能力が高まり、社会で役立つ力が磨かれていきます。また、「こころ」という目に見えないものをとらえようと試み、人の心と行動についての探究を深めていく心理学という学問は、司法・犯罪領域だけでなく、教公認心理師、社会福祉士[担当科目] 司法・犯罪心理学/家族心理学/心理学ゼミ[専門分野] 司法・犯罪心理学/非行臨床/司法福祉 ゼミ生の研究テーマ例加害少年の家族に対する支援少年犯罪における大学生の処遇観について-背景を知る前後の処遇観の比較-若年で出産した親の育児不安と児童虐待の関連性について育、福祉、医療・保健、産業・労働など、さまざまな領域で活用されています。心理学を学ぶことは、自分や相手のことを理解し、良好な対人関係を築くことや、健康的で円滑な社会生活を営む上でも有益で役立つものであると思います。す。そして、犯罪被害者やその家族が受けるダメージは想像以上に大きいものがあります。司法・犯罪心理学の学びの中では、犯罪をした人の方に注目しがちですが、犯罪被害者やその家族の存在について忘れてはならないものと考えています。学生たちには、授業を通じて、犯罪被害者の方々が置かれてきた立場への理解や、心理面や社会生活を送る上での支援の必要性について考えてほしいと思っています。私の研究テーマの一つに、犯罪被害者やその家族の視点からみた加害者の償いについての研究があります。謝罪や弁償というかたちのほかにある加害者の償いのあり方や、犯罪被害者らにとっての意味について考察しています。ゼミ紹介何かを見る・聞く・味わうといった感性の基盤となっている情報や知覚の過程について、文献講読やディスカッションを通して学びます。各自が関心のあるテーマについて実際に実験や調査を行い、ゼミ論文や卒業論文にまとめていく経験を通じて、研究の方法論や批判的思考の習得を目指します。ゼミ生の研究テーマ例社交不安やHSPを抱える人たちの語りの理解映画、マンガ、歌詞、小説に見られる心理の読解嘘をつく、浮気をする、趣味を開示するといった現象の検討博士(学際情報学)[担当科目] 心理学実験/発達心理学/心理学の基礎/心理学概論[専門分野] 知覚心理学/実験心理学/生態心理学ゼミ生の研究テーマ例メンタルヘルス上の問題に関連する要因の研究支援者のメンタルヘルスに関する研究意識的・無意識的適応のプロセスに関する研究博士(教育学)[担当科目] 心理学概論/心理学の基礎/発達心理学/      心理学ゼミ[専門分野] 認知心理学/発達心理学/生態心理学Profile国内外の大学・研究機関で認知発達や身体性認知科学に関する研究に従事。現在は、乳幼児の音楽的アクティビティを活性化する創作楽器の導入の効果や、高度な音楽表現を生む演奏家の身体性に関する研究を行う。ゼミ生の研究テーマ例音楽活動経験の有無が自己効力感に及ぼす影響について絵本の読み聞かせに対する養育者の意識に関する研究アニメとテーマソングの相乗効果による作品の評価への影響ゼミ紹介会話や語りなどのコミュニケーションを分析する質的研究法など、代表的な複数の手法を学び、実際にデータを収集し、分析。人との関わり合いで生まれる「こころ」を見つめます。多様な視点から検討を重ね、深い理解を目指します。ゼミ紹介社会事象、人間関係、心身の問題などの背後にある「心」の理解を深め、精神分析的な人間理解とメンタルヘルスの考え方を統合し「こころの健康」を考えます。3年次前期は、事例論文・記事より臨床心理学的な観点から抽出した問題をグループで調べ、まとめ、発表します。3年次後期からは研究を実施し、ゼミ論文や卒業論文にまとめます。ゼミ紹介3年次前期では、グループワークを通じ「助けてと言えない人」の理解と支援についての問題意識を養っていきます。3年次後期からは、問題意識を、個人と環境との間にある相互作用とその適合という観点から深めていき、ゼミあるいは卒業論文にまとめていきます。ゼミ紹介ゼミ紹介人が周囲の環境をどのように受け取り、理解しているのかを、認知心理学の感覚・知覚・記憶・言語・思考に関する研究を通して学びます。ゼミでは、「環境の認知と環境がもたらす行動への影響」「言葉の使用とその認知機能について」の2テーマに関係する研究論文を読み、発表やグループ討論などを行います。ゼミ紹介心理アセスメントやインタビュー調査について体験的に学びます。また、学んだ内容を活かし、人や物事について仮説を立て、考察を深める研究を行い、ゼミ論文や卒業論文にまとめていくことを目指します。ゼミ紹介非行や犯罪を中心とした司法の領域における心理学の知見の活用と、心理的・社会的な支援について学びます。グループワークを取り入れながら、身近な社会問題や家庭内の問題についても探究。視野を広げるために関係機関などを見学し、臨床や実践に触れていきます。感性を支える情報を探る人との関わりで生まれる「こころ」の正体とはなにか心の内面を理解しメンタルヘルスを考える心理学的なものの見方で世界が変わる!?ゼミ紹介発達心理学や認知心理学の領域を中心に、心理学の近年の動向や実践の場にも注目し学びを深め、心理学的な見方(科学的探究のロジック)の修得を目指します。また、実験や調査を実施するための具体的方法を身につけることも目標として学修を進めます。保健・医療領域での心の問題とその支援個人と集団の関係から心の問題をひもとく人の心の問題について、個人とその個人を取り巻くコミュニティ(集団)との関係から理解し、心理的問題への援助方法を考えます。研究論文の講読やディスカッション、グループでの文献研究を通して学びを深め、3年次の後半からは各自テーマを決めて研究に取り組み、ゼミ論文や卒業論文にまとめます。身の回りの世界をどのように認知しているか?目の前にいる人のことを、いかに深く理解するのか人はなぜ、非行や犯罪に走るのかを解明する非行・犯罪を多角的にとらえる犯 罪心理学は、非行や犯罪をした人の心の問題を解決する糸口を探るH.Y.さん [4年]川崎市立高津高等学校出身心理学から社会が見える非行・犯罪は「社会を映す鏡」とも言われ犯罪被害者に目を向ける多くの非行・犯罪には、犯罪被害者がいま心理学が気になったらオープンキャンパスへ!オープンキャンパスの最新情報はこちらからアクセス綾城 初穂 先生奥野 真之 先生藤城 有美子 先生丸山 慎 先生飯田 敏晴 先生冨士原 光洋 先生藤川 麗 先生依田 尚也 先生ゼミ生の声田中 教仁 先生心理学科ゼミ紹介多彩な心理学領域の専門家から

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