駒澤大学 Scoop campus side 2025
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駒澤大学ジャーナリズム・政策研究所の説明会で興味を持ちました。私の場合は、1年次はフリーペーパー部門を中心に活動し、2年次からはコマスポ部門と兼任しています。普段は、コマスポで野球を担当しながら、「Komastry(コマストリー)」の次号の制作の準備をしています。コマスポで取材する際は選手からたくさんのお話を聞き出したいので、競技以外の趣味などの話もしてリラックスしてもらうことがあります。私自身、色々なことに興味を持ち、多くの引き出しを持っておくことが、面白いインタビューに繋がっていると思いますし、柔軟な発想ができるようになり、そこからフリーペーパーの企画アイデアが生まれることがありました。また、コマスポでは書いた記事をプロの方に添削していただくこともあるので、そこで身についた文章力や構成力は、学科のレポートを書く際に非常に役立ちました。37深沢キャンパスにある資料室ではジャーナリズム関連の書籍の他、過去のコマスポも閲覧できる。お話をしてくれたのは駒澤大学ジャーナリズム・政策研究所(通称:ジャナ研)は、ジャーナリズムや政策、メディアに関する総合的な研究と、関連分野に進みたい学生に対する特別指導を行う研究所です。新聞社・テレビ局・出版社の現役・OB/OGやフリーランスのジャーナリストの方々による「ジャナ研講座」を開講する他、「駒大スポーツ新聞部門」「ニュース・メディア部門」「フリーペーパー部門」「ディベート・プレゼンテーション部門」の4部門から構成される自治的自主的な学びの学生活動を行っています。駒大スポーツ新聞部門 (通称:コマスポ) 陸上競技部・サッカー部・硬式野球部をはじめ駒澤大学体育会に所属する団体の大会等の取材を行い、年4回「コマスポ」を発行しています。発行の前に約2週間の制作期間があり、それ以外は大会に合わせて取材を行っています。大きい大会だけでなく、例えば陸上競技部なら三大駅伝以外にも記録会や招待されたマラソン大会にも同行し撮影・インタビュー取材ををした後、公式サイトやSNSに記事をアップしています。時には卒業生や著名人にインタビューを行うこともあり、アポイントや進行管理、施設への取材申請なども自分たちで行います。ディベート・プレゼンテーション部門 公的な問題の中から自分たちで決めた政策課題について、図書館などで調査を行い討論するディベート活動と、自分たちを企業の社員と設定し、企業を発展させるための発表を行うプレゼンテーション活動があり、理論的な思考力や情報収集能力、人前で話す能力などを養います。ジャーナリズム・政策研究所 会長フリーペーパー部門 部門長法学部 政治学科廣岡 良祐さんCAMPUS SIDE主な活動場所/深沢キャンパス大会では、一般の方が入れないカメラ席から取材撮影する事も。日本代表に選出されたボクシング部の荒竹一真選手(経営学部経営学科)への取材(下)2022年に開設したYouTubeチャンネルではコマスポ紙面では伝えきれなかった学生の活躍や取材の裏側などをお届けします!映像の絵コンテ※2023年度の内容です。  ▶MANABI SIDE P68でその他の研究所を紹介しています。komazawa_janaken_official@ja_kenken本格的な新聞を一から自分たちで作り上げる達成感。書く力・コミュニケーション能力・交渉力の向上を実感できる。社会に出た時に一歩差がつく能力を身につける。企画・撮影・編集という映像制作の基本を学ぶ。紙媒体を通して読み手に何を伝えたいか、自分たちで企画・編集、紙面作りを行う。活動内容をご覧頂けますニュース・メディア部門 ジャナ研所有のカメラやパソコン、プロユースの映像編集ソフト「Adobe Premiere Pro」を利用できる他、照明やグリーンバック、マイクなどの機材も充実していて本格的な映像作品を制作することができます。サークルの映像を撮影・編集してほしいという依頼も受け付ける他、今後は映像コンペティションへのエントリーなども視野に入れて活動の幅を広げています。フリーペーパー部門 “駒大ならではの大学生活を共有する”をコンセプトにした「Komastry(コマストリー)」という冊子を発行しています。各号ごとにテーマを決めて駒大周辺を中心に取材を行い、「Illustrator」、「Photoshop」、「In Design」などのプロの編集者も使用するAdobeソフトを利用して、紙面編集を行います。ジャーナリズム・政策研究所

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