考古・歴史をはじめとする人文系諸分野を専門領域とする学芸員を目指す博物館学講座「博物館」業務を行う専門職。●「博物館概論」の履修登録●教職課程・資格講座登録ガイダンス●課程・講座登録●博物館実習(館園)前年ガイダンス**次年度実習希望者●博物館実習登録カード提出●博物館実習費納入●博物館実習(館園)事前ガイダンス●博物館実習(学内)・(館園)・(収集)●記念証書申し込み ※希望者のみ先生に聞きました11年次22年次33年次44年次博物館、美術館、郷土資料館などには、専門職員として学芸員をおかねばならず、博物館学芸員資格は社会的にも注目されており、本学でも取得を希望する学生が増えています。駒澤大学博物館学講座では、歴史学をはじめとする人文系諸分野を専門領域とする学芸員養成を主眼としています。駒澤大学の学芸員資格講座の特色は、実習の授業が多く、実践的な学芸員養成教育をしている点があげられます。2年次には実際に博物館を見学し、どのような資料がどう展示されているか、動線やバリアフリーなどの観点からも考え、実際の博物館の機能を学んでいきます。学芸員資格の取得には、必修11科目20単位と選択必修8単位の計28単位の修得が必要です。「博物館実習(館園)」(3年次生以上が対象)を履修するためには、実習前年度中に修得しなければならない科目があるため、「博物館実習(館園)」を含む必要科目の単位を全て修得するためには最低2年以上が必要です。「博物館実習(学内)」では、学生で展示テーマや展示スタイルを考え、必要な資料を借用する作業も行うので、博物館に勤務した時にどう企画運営していくのかを実践して学ぶことができます。この授業は、禅文化歴史博物館を有する駒澤大学ならではのカリキュラムです。また、禅文化歴史博物館の地下1階には、博物館実習室、作業室、鑑賞室、現像室など、博物館学芸員資格講座の施設が用意されていますので、講座を履修している学生は、学外での館務実習を前にして基本的な知識や資料を取り扱うスキルを身につけることができます。学芸員は、やりがいのある 業生は多く、教員と卒業生に仕事だけに希望者が多く、正規採用されることは簡単ではありません。しかし、実際に学芸員として活躍する卒よる学芸員のネットワークがあります。そのため、「駒澤大学は学芸員になれる大学です」と、学生には常々伝えています。daysdaysdays駒澤大学の4年間「学芸員」は、博物館・美術館・郷土資料館・歴史資料館などの「博物館」において、資料の収集・保管・展示・調査研究等に携わる専門職です。博物館学講座では、仏教学部と文学部の学生を対象に、学芸員養成を行い、「学芸員」の資格を取得することができます。必修科目計11科目20単位▶P50に、卒業生の佐々木 優さん(北区飛鳥山博物館)のインタビューを掲載しています。「博物館概論」 「博物館資料論」 「生涯学習論」「博物館展示論」 「博物館資料保存論」「博物館経営論」 「博物館教育論」「情報メディア論」 「博物館実習(学内)」「博物館実習(館園)」 「博物館実習(収集)」博物館に関する法律、博物館の種類・設備、日本や海外の博物館の歴史など、博物館に関する基本的な授業をメインに行います。学校教育との連携のための科目や、害虫から文化財・資料を守る方法や温湿度管理についてなどの資料保存に関する科目、3年次に先駆けて考古資料や民俗資料などを博物館でどのように展示をするのか、博物館経営に関することなど、より専門的な講義が始まります。「博物館実習」が始まります。主に日本史学専攻や外国史学専攻が履修する(収集)、自分が希望する博物館で5日から1週間程度の実習を行う(館園)、禅文化歴史博物館で企画展を実施する(学内)の3つに分かれています。「文化史」「美術史」「考古学」「民俗学」「地学」の5系列のうち、最低2系列にわたって8単位以上修得。※博物館学講座のカリキュラムは1年次から始まります。 ※2023年度の内容です。 ※取材時の学年です。文学部 歴史学科 日本史学専攻小泉 雅弘先生学芸員資格取得を目指す学生の年間スケジュール※※下記以外に博物館学講座履修科目があります。博物館に関する基礎となる知識を習得する資料・経営・展示など、より専門的に学ぶ1・2学年次に学んだことを実践に移す選択科目博物館学講座 学びの概要32KOMAZAWA1460days
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