駒澤大学 大学案内 2026
55/140

●本学が仏教の教えと禅の精神を建学の理念とする大学であることを理解している。●入学後は、建学の理念に沿い、学業を始めとした多様な活動に失敗を恐れること●卒業後は、学部・学科で学んだ知識や技能を生かして社会に貢献する意欲がある。●地域社会、国際社会及び産業界の動向への関心・問題意識を有している。●分析・研究の成果をレポートやプレゼンテーション等により、分かりやすく他者に1925194919501951195219611962短期大学国文科・英文科設置認可。1964法学部設置認可。1965商経学部第1部・第2部を経済学部第1部・第2部に名称変更し、経済学科(第1部)・商学科を増設認可。1966大学院商学研究科商学専攻(修士課程)、人文科学研究科英文学専攻(修士課程)、地理学・日本史学専攻(修士・博士後期課程)増設認可。文学部地理歴史学科を廃止し、地理学科及び歴史学科を増設認可。1967駒澤短期大学に放射線科設置認可。大学院経済学研究科経済学専攻(修士課程)、商学研究科商学専攻(博士後期課程)、人文科学研究科国文学専攻(博士後期課程)増設認可。駒澤大学の歴史求める人材 (アドミッション・ポリシー)提供される学び (カリキュラム・ポリシー)養われる能力 (ディプロマ・ポリシー)建学の理念駒澤大学の教育と研究の基本である「建学の理念」は「仏教の教えと禅の精神」です。仏教は、物事の本質への洞察を通して、あらゆるものを大切に扱う心と生き方を教えます。専門的な言葉を使うとき、この洞察は「智慧」、この心や生き方は「慈悲」と呼ばれます。駒澤大学は、さまざまな学問を深く広く学ぶことを通して、智慧をみがき慈悲の心を育みながら、自己を見つめ成長させていく場です。この智慧と慈悲による自己形成を目指す営為は伝統的には「修行」、修得の結果は「悟り」と表現されます。ふつう両者は別のものと理解されがちです。しかし駒澤大学を設立する曹洞宗は、道元(どうげん)禅師(大本山永平寺開山)、瑩山(けいざん)禅師(大本山總持寺開山)の教えにより、現実に実践される修行の生活と別に悟りの世界はない。悟りの世界と言っても、それは現実の修行生活を離れて存在するものではない。また人間と人間の関係は、あくまでも「直接の出会いによって成り立つ」とします。この教えを承けて、駒澤大学では、教育と研究の基本的な在り方として「行学一如」、また日常生活の具体的な指針として「信誠敬愛」という表現を使います。ともに歴史的背景を持つ言葉ですが、行学一如は自己形成を目指す「行」と、真理探究の「学」とは一体であるという意味です。また信誠敬愛の「信」は信義、信念を堅持するべきこと、「誠」は誠心誠意ことに当たるべきこと、「敬」は敬慕敬仰の心を忘れないこと、「愛」は常に他者への慈悲の心を忘れないこととなります。4年間の学生生活において、皆さんが教職員や学友たちとの様々な「出会い」を通して専門的な知識を身につけ、社会の発展に大いに寄与できるよう、駒澤大学は最大の努力を払います。駒澤大学を志望される皆さんを取り巻く実社会は、皆さんが卒業を迎えられる頃、今以上にAI中心の社会になっていることは疑いありません。「新常態の中での学び」は大学生活だけでなく一生涯続くはずです。そんな時代、「人間」としてどう生きていったらよいのか。そもそも「人間性」を保つとはどのようなことなのか。仏教・禅の教えを建学の理念とする駒澤大学での心豊かな学生生活は、皆さんが納得できるような解答への手がかりを必ずやあたえてくれると信じています。駒澤大学は、2020年度に公益財団法人大学基準協会による大学評価(認証評価)を受審し、大学基準に適合していると認定されました。(認定期間:2021年4月1日〜2028年3月31日)大学令による大学として認可。曹洞宗大学を駒澤大学と改称。新制大学設立認可、仏教・文学部設置認可。(4年制大学設置年)仏教・文学部・商経学部開設。駒澤短期大学仏教科第2部設置認可。学校法人令による学校法人駒澤大学への組織変更認可。商経学部第2部増設認可。大学院人文科学研究科仏教学・哲学・国文学・社会学専攻(修士課程)開設。大学院人文科学研究科仏教学・哲学・国文学・社会学専攻(修士課程)設置認可。駒澤エックス線技師学校創設。駒澤大学は、教育の理念に基づいた教育を実践し、各学部・学科において、文理横断的かつ専門的な教育を学士課程のカリキュラムとして構築する。全学共通科目では、多様な教養科目をバランスよく履修することで学びの基礎を築くとともに、専門教育科目では専門性を高める。全学共通科目と専門教育科目の履修により、学生が多様性のある社会で自ら考えて他者を尊重し、協働しながら、生涯にわたって主体的な学びを実践できるように教育課程を編成する。また、駒澤大学アセスメント・ポリシー(評価の方針)に基づき学生の学修成果の可視化を行い、そこで得られた評価結果を検証し、全学的に教育課程や教育方法の改善を図る。1592江戸駿河台吉祥寺に学林を設ける。1657江戸大火により吉祥寺駒込に移転し、中国の名僧・陳道栄が旃檀林と命名。1875青松寺獅子窟学寮内に曹洞宗専門学本校を開校。1876曹洞宗専門学本校を駒込吉祥寺に移転し、旃檀林と合併。1882麻布区北日ケ窪町に移転し、校名を曹洞宗大学林専門本校と改称。本学の開校記念日とする。1904専門学校令による大学として許可。1905曹洞宗大学林を曹洞宗大学と改称。1913現在の地、駒沢に校舎竣工移転。駒澤大学建学の理念への理解 [主体性・多様性・協働性]入学前に修得することが望ましい教養 [知識、技能]●文理を問わず高等学校で学習する教科・科目を幅広く身につけている。特に、入学を希望する学部・学科で必要となる教科・科目の知識・技能をよく身につけている。●英語を中心とした外国語の4技能(聞くこと、話すこと、読むこと、書くこと)につ問題解決へのアプローチ [思考力、判断力、表現力]他者と協動する力 [主体性、多様性、協働性]建学の理念を実践する力課題解決力と表現力幅広い教養と専門知識多様な他者を尊重し協働する力詳しくはホームページをご参照ください。なく積極的にチャレンジし、粘り強く自己研鑽し続ける意欲がある。いて高等学校卒業程度の運用能力を有している。●目標達成・問題解決のため、知識・技能を活用して、情報収集や分析を行い、自ら考えることができる。伝えることができる。●部活動、留学、ボランティア等の活動を通じ、多様な他者と協働して行う活動において、多様な意見や異なる価値観を生かして最良の結論を見出すため、チームを主導することができる。または、積極的にチームに貢献することができる。Komazawa University GUIDE BOOK53

元のページ  ../index.html#55

このブックを見る