高校では学校が「学ぶべきこと」を考えて用意し、生徒は基本的にそのプログラムにそって学んでいきます。一方大学では、自分の「学びたいこと」を一人ひとりの学生が考え、膨大な選択肢の中から選んでいきます。「何を学ぶか」から考えることが、高校と大学の大きな違いといえるでしょう。まずは「自分が何に興味を持っているか」に意識を向け、先生に言われるのを待つのではなく、自分から積極的に行動する。大学で最も大切なのは、自分自身の“主体性”なのです。「問い」を深めるInputとOutputが重要「問い」を見つける授業のパターンは主に3つInput授業Outputレポート執筆、プレゼンテーションInput文献などの資料・データを読み、調査InputOutputディスカッション講義1実習・フィールドワーク・実験演習・ゼミナール学生が自分で“問い”を見つけ、それについて探求する姿勢が求められます。教場で先生の講義を受ける座学中心のスタイル。高校のように決められた教科書はなく、科目や先生によりテキストやプリント、デジタルなど資料も様々。フィールド(調査研究対象となる現地)を訪れ、調査観察し、データを収集します。実践的な活動を通じて多面的にとらえ、分析することを学びます。観察して推論をし、改善を図るために総合的に考える力を身につけます。先生と学生が「学び」を一緒に深め合い、少人数で同じテーマを研究するスタイル。専門文献や論文の解説、調査内容のプレゼンテーション・グループワークなど、学びの種類は無限大。42駒澤で学ぶ23KOMAZAWA de MANABU
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