駒澤大学 大学案内 2026
126/140

学部や学科で行っている取り組み、専門的な研究を行う研究所・ラボラトリ、資格取得に向けた資格講座によるサポート体制で、学生の学びたい意欲に応えます。高度な目標を持つ学生の意欲に応える仏教文学研究所仏教経済研究所医療健康科学研究所禅研究所司法研究所法学研究所グローバル・メディア・スタディーズ・ラボラトリジャーナリズム・政策研究所(駒大スポーツ編集部)応用地理研究所経済学部現代応用経済学科ラボラトリ経理研究所禅心理学発祥の研究所として、禅の思想や実践と他の研究分野との交流を意図した総合的な活動を行っています。近年は、禅の世界的な受容に対応し、ネットワークを利用した海外の研究者との国際読書会等を開催するとともに、研究員や研修員の受け入れ制度を充実。日曜講座(坐禅会)や公開講演会など、生涯学修の場も提供しています。「禅研究所年報」を刊行し、これらの研究成果をまとめて発表し、禅研究の発展に努めています。日本の文学・芸能・美術、あるいは社会習俗には、仏教の影響を受けているものが数多くあります。仏教文学研究所では、日本の仏教文学・仏教文化、ならびにその基盤となった仏教思想や宗教的環境の研究を中心として、インド・中国・朝鮮など、仏教が定着した地域における仏教思想や仏教文化の諸相を視野に入れながら、古今東西の仏教思想・仏教文化を総合的に研究しています。仏教や禅の立場から現代の社会に向かって提言を行うことを目的としています。現代社会特有の色々な問題や矛盾、さらにそれらの諸問題の解決に具体的な発言をし、同時に仏教や禅が旧套(きゅうとう)を脱して活性化することを目指しています。学生の皆さんも自由に研究所の例会に参加できます。研究部、研修部、法曹部の3部から構成されており、研修部では法科大学院在校生、修了生を対象とした司法試験の受験支援を行っています。法科大学院修了者は、研修員登録を行うことで、在学時と変わらない環境での学修継続が可能です。研究部と研修部の2部から構成されています。研究部では、学界・法曹界から講師を招き、今日的テーマで講演会などを実施。研修部では、1年次向けの入門講座、主として2年次を対象とした重要論点を学修する講座、3年次以上に向けた法科大学院入試、公務員・司法書士などの資格試験に対応する講座を展開しています。集中講座として答案練習会等も実施しており、学部試験対策などにも役立つようにカリキュラムを組んでいます。学内外の医療・研究施設との「オープンかつ有機的な連携」を目指しています。国内では学会、研究会と連携して学生や社会人に対する技術セミナートレーニングプログラム等を提供しています。また、海外の研究者等を招いた国際シンポジウムの開催や海外の大学との学術協力協定を締結し、学生と共に相互に大学を訪問して交流を図るなど、グローバルな活動に力を入れています。更には、バリアンメディカルシステムズ社と「駒澤大学−VARIAN 放射線治療人材教育センター」を設立し、がんの高度放射線治療に関する医療従事者と学生のための実践的な教育コースを提供するなど、社会連携活動にも積極的に取り組んでいます。1973年の創設以来、地理学の基礎的な研究を踏まえて具体的な地域社会への貢献を目指してきました。駒澤大学が所有する外邦図の整理・利用に関する研究、都市地域のモビリティ確保に向けた公共交通サービスに関する研究、南アジアにおける水資源の環境基盤に関する研究、ドローンおよび人工知能を用いた地理情報の収集・解析方法に関する研究、高大連携によるフィールドワーク教育の試みについての研究などが行われています。研究のための現地調査や、資料収集・整理・分析には、多くの学生が参加しています。研究成果は、機関誌の『地域学研究』などに発表されています。現代応用経済学科ラボラトリは、持続可能な地域経済社会の実現のために、地域社会に開かれた研究拠点として、2018年4月に設置されました。本ラボラトリは、アントレプレナーシップ(起業活動)を軸に置き、地域に根差した「産官学金」のオープンな連携のもとで、研究・教育・地域貢献を融合させる地域プラットフォームのエンジンとなることを目指しています。本学経済学部現代応用経済学科の教員が運営委員に、そして本学の様々な学部学科の教員が研究員となって運営されています。グローバル・メディア・スタディーズ・ラボラトリは、学内外の共同研究の活性化・研究成果の発信・社会的貢献を目的として、2010年度に駒澤大学に設置されました。本学グローバル・メディア・スタディーズ学部の教員を中心として、学外の研究者にも参加していただきながら、研究プロジェクトを展開していきます。メディアやITに関する研究は学際的かつ産学連携が不可欠です。そうした研究活動の基盤としてグローバルに活用されることが期待されています。メディアに関する総合的研究を行い、関連企業への就職を希望する学生に指導を行います。新聞・雑誌やテレビ局など、マスコミ関係各界から専門的なスタッフが実務指導。「マーケティング調査から始まる〜そして商品が生まれる〜」「読む・書く・話す・理解し考える〜新聞記事を活用し就職活動を視野に入れたトレ−ニング〜」「出版社の現場から−本づくりの舞台裏」「こうしてドキュメンタリーは創られる」など多彩な講座が設けられ、メディアの第一線で活躍中の方々やマスコミ・メディア界に進んだ卒業生たちから現場の話が聞けるなど、所属学生は実践的な授業を受けることができます。会計学の研究および教育を通して会計経理の実践力の向上を図るとともに、会計プロフェッショナルの育成を目的として日商簿記検定試験の「3・2級コース」「3級コース」「2級コース」を開講しています。2級取得者に対しては、上級の資格にチャレンジするために「1級コース」を設けています。さらに、会計士・税理士を目指す人のために、「大原学園」と提携して「会計士・税理士入門コース」も開講。簿記の初心者からすでに日商3・2級を取得している人まで、レベルごとにコースを設けているので、学部・学科を問わず参加でき、再受験を含め、合格まで指導しています。124□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

元のページ  ../index.html#126

このブックを見る