マーケティングの発想で、新たな価値を創造する人材を育成する■■■■■■■■ [ 2024年5月1日時点 ]マーケティングから、経営の本質を学ぶデータ分析によって、科学的分析を学ぶチーム活動によって、対人スキルが向上経営学部知識とスキルを習得し、企業経営に新たなアイデアをもたらそう杉西 優一専門:経営情報システム現代の企業経営において、ICT(情報通信技術)の活用は不可欠であり、有効に活用することで、急成長や競争力の強化を図る企業が増えています。「経営情報システム」では、企業経営の観点から、ICTの基礎、情報システムの構築と運用の基礎を学びます。近年の経営情報システムは、企業内部に留まらず市場や社会に展開し、経営戦略とも密接に関係しています。意思決定の迅速化、課題の発見と解決、新しいビジネスの創出のために、情報を収集・分析・活用することが重要となっています。将来を見通して企業活動を良くするためには、業務の質向上や組織内外との連携のレベルアップなどが必要ですが、これらには情報システムの活用が有効です。しかし、実際の企業経営で情報システムを活用して効果を上げるためには克服すべき課題があり、情報システムに関する知識だけでなく、経営学や経営工学、経済学など、様々な知識と組み合わせて、研究していくことが必要となります。企業経営だけでなく世の中で活用される情報通信技術の進化、発展には目覚ましいものがあります。学んだ知識の一部は数年後には古くなってしまうこともあるかもしれませんが、これからの企業経営で情報システムを活用し、DXなどを成功に導くためには、古い知識や考え方に縛られない、皆さんの柔軟な発想が大事な□となります。多くのことに興味を持ち、自分のアイデアを社会に活かしていきたいという好奇心旺盛な皆さんと、一緒に学べることを楽しみにしています。卒業論文テーマ・研究課題例オンラインショッピングにおいて、商品が消費者の想起集合に加わる際に重要となる要因―関与度、製品タイプ、情報のタイプに着目して―パーソナライズ広告においてプライバシー情報の呈示による消費者への影響の検討ふるさと納税において納税者の関与や愛着に関する研究―返礼品とリテンション施策に着目して―幼少期に見ていたアニメが与えるジェンダー観への影響―プリキュアシリーズに着目して―SNS投稿での共感が消費者心理に及ぼす影響―消費者の被共感知覚に着目して―個人特性をもとにした、世代間比較によるセレンディピティの検討ユーモア広告が広告態度に及ぼす影響―ユーモア広告タイプと個人特性に着目して―香水の商品説明文への物語移入による態度変容プロセスの検討■■ 総計/798人杉西先生の研究業績はこちらから■男子:415人■女子:383人(52%)(48%)企業経営で最も重要なことは、消費者の目線から経営を考えるというマーケティング志向です。マーケティング・リサーチや消費者行動論など、様々なマーケティング関連科目を配置しており、企業のマーケティング活動を幅広くかつ深く学ぶことができます。ビッグデータの時代では、データの科学的な分析や論理的思考の重要性が高まっています。マーケティング・サイエンスや情報処理基礎・応用など、パソコンを用いたデータ分析実習の科目が充実しており、現在求められている科学的な分析スキルが身につきます。少人数で学修する演習(ゼミ)が多数開講されています。興味に合ったゼミを選択し、チーム活動を通じて本格的な研究を行います。研究では、調査、インタビュー、討論、プレゼンテーションなどが行われ、コミュニケーション能力などの対人スキルを向上させることができます。IINNIISSTTRRAATTIIOONN102市場戦略学科AADDMMFACULTY OFBBUUSSIINNEESSSS
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