視 覚 デ ザ インとは細野デザイン学部礼華4年（取材時）県立金井高校出身（神奈川県）就職先197カ国をイメージした切手をデザインしました細野 卒業研究では、世界中の人とポストカードを送り合う「ポストクロッシング」をきっかけに、実在する197 カ国の切手デザインを展開しました。現代のSNSと真逆のアナログ感が新鮮でしたし、切手という小さな媒体が世界とつながる大きな役割を果たすところにも興味を惹かれ、研究テーマに選びました。小田先生には制作中は常に助言をいただき、制作物が多量である中、どんどん手を動かしてという励ましが本当に心強かったです。小田 研究テーマの相談があってから間もなく、細野さんから197 カ国の切手のラフスケッチが上がってきて、このテーマの実現可能性に納得しました。研究テーマの実践までに時間がかかる学生が多い中、細野さんはすぐに手を動かして完成度を高めていきました。細野 入学当初は「デザイン学部に入ったのだから」と、技術に凝って自分のつくりたいものを表現する方に注力していました。しかし、授業や演習を通じて、デザインには人が求めるものを汲み取る、的確に情報を伝える方法個 性がわかった。これはリモート授 業の恩 恵。ピングのプロジェクトでは、リーダーとして共通の目標に向かうやりがいを実感。80に飛び込んできたデザインに刺激を受けて、調べたり理解したりすることが、多様な価値観への扉を開きます。役立つの？197 の切手デザインは、その国の文 Q1入学時の思い出はクラスメイトの顔よりも、作品から各々のQ2挑戦したことは大田区の銭湯で行ったプロジェクションマッ小田敬子二人三脚で卒業制作に向き合うデ ザ イン を 通 じて人 々 にポ ジ ティブ な 影 響 を 与 え た いグラフィックを用いて、思いを伝え、コミュニケーションを創造するデザインです。日々変化する多様な社会と人々を洞察し、あらゆるテーマに対して、ポスター、本、冊子、パッケージ、Webなどの視覚表現を用いたコミュニケーションの創造を探求します。論なども大切な要素だと学びました。この 4 年間で、その実践に向けて考え抜く力は身につけられたと自負しています。小田 その力は、先日お願いしたオープンキャンパスでのプレゼンテーションでも発揮されていましたね。聞いていたのは高校生や保護者の方々ですが、20 分ほどの時間の中で、クリエイティブの素敵さをワクワクと夢のある内容で伝えてもらいました。受け手の方の気持ちを踏まえてものをつくり、プレゼンテーションできる力をはぐくんできたのだなと感じています。細野 これまでのデザイン制作は授業内で終わることが多かったので、プレゼンを聞いた方から、「感動した」とお声がけいただけたことは嬉しかったです。今後、就職先でもものづくりは続いていきますが、自分の制作物が一人でも多くの人に届いて、ポジティブな影響を与えられれば良いなと思っています。小田 細野さんは制作に熱心で努力家ですが、それでいて謙虚な姿勢を忘れないところも魅力です。「周りの人に望まれる」リーダーの資質があります。事実、卒業制作展でもリーダーを兼ねていますし、社会に出てからもデザイン的な視点で、率先して世の中に好影響を与える人材として活躍してくれることを期待しています。化や歴史をモチーフにしています。目例えば社 会のどんな場面で東京リスマチック株式会社教授
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