1 次 世 代 コ ン テ ン ツ 研 究 室研究室の詳細はこちら修士課程年（取材時）山﨑大学院拓実必 ず 社 会 で 生 きるバイオ・情報メディア研究科メディアサイエンス専攻県立桐生高校出身（群馬県）画面の周囲にさまざまな数字や文字を流し、影響を調べる山﨑 授業で幅広いメディア領域に触れる中で、最も面白いと感じた「映像」を深く追究できる点に魅力を感じ、この研究室を選びました。映像や画像、映像関連デバイスを扱う研究なら、自由にテーマを設定できる点も気に入りました。椿 山﨑さんの研究は、人の視線を読み取る「視線検出装置」を使うものですが、私自身もこれを用いて複数のテーマに取り組んでいます。たとえば、日本の漫画をセリフが横書きの英語に翻訳した際、どうすれば読者の視線をスムーズに誘導できるか。また、映画の字幕を出す位置を視聴者の視線に合わせて変える研究なども行っています。さまざまな可能性があるデバイスなので、山﨑さんも楽しく取り組めると思います。山﨑 はい。私は視線検出装置の教育への活用をめざす研究をしています。人はある場所を注視して作業するとき、その周囲に視覚的刺激があると集中力が高まるという興味深い先行研究があります。では、刺激の種類を変えたら集中力はどうなるのか。それを探るために、パソコン画面の中央を見て計算問題を解いているときに、周囲でカラフルな図形や文字が動いている場合の影響などを調べています。良い知見が得られれば、注意力が散漫になりがちな小さな子どもの勉強をサポートする仕組みに生かせるかもしれません。後に実 感。デザインやサウンドを学ぶ楽しさは高校では味わえないもの。に参 加して、国 際 的ロボットコンテストの様子をネットで生 配信した！4646と映像を組み合わせた画期的システムを提案し、人々の生活と社会に、楽しさや感動、便利さを広げます。役立つの？映像コンテンツと映像編集に関するQ1入学時の思い出は勉 強ってこんなに 面白いんだ！ と入 学Q2挑戦したことはプロジェクト演習のひとつ「インテブロ」椿 郁子自由な発想で、映像コンテンツの可能性を拓こう映画やテレビ、漫画、ゲームなど、さまざまな映像・画像コンテンツの制作技術や、これらと多様なデバイスを組み合わせた映像コンテンツの新たな可能性を探っています。椿 面白い着眼点ですね。私は研究を進めるうえで大切なのは、自由な発想だと考えています。若い皆さんならではの柔軟な発想力を生かして、人と違うことにどんどん挑戦してほしいと思います。いつかこの研究室から、ユニークな研究に贈られる「イグノーベル賞」の受賞者が出たら嬉しいですね。山﨑 私は学部と大学院を5 年間で修める「学士・修士一貫早期修了プログラム」を利用しているので、研究に費やせる時間が限られています。そのため、効率的に物事を進める決断力や主体性が鍛えられました。今後の目標は、人間の視覚に関する未知の特性を解明し、その研究成果を生かせる業界へ進んで、革新的な広告制作などにつなげていきたいと思っています。椿 山﨑さんの良いところは、スケジュールを自分で立てて、その期間内にしっかり結果を出せる点です。それに、研究室の仲間を前向きにするムードメーカー的な役割も担ってくれています。これらは希望する業界へ進んだ後も、必ず大きな強みになると思います。新しい技術や、さまざまなデバイス例えば社 会のどんな場面で准教授研 究 で 鍛 え た 力 は
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