東京工科大学 大学案内 Guide 2026
17/128

人々の声から日本の広さや多様性を実感! ローカルSDGs金澤 和メディア学部N地域での 活動を通して、問題発見から解決までの 実践的なスキルを養う機会となりますInterview地域連携実習の主な科目ピックアップ少子化社会において、両親が安定したキャリアを考えながら、安心して育児で佐渡では、きる環境整備が課題です。本プロジェクトでは、学童を運営している明神学童育成の会と協力し、学童保育の現場支援を行いつつ、社会で子育てをすることの意義や課題について考えます。北海道有数の温泉地でもある登別市は高齢化および大幅な人口減少とともに、主力である観光産業も来街者数の減少から厳しくなっています。第三者の視点から、若者のたくなる環境について考えます。年(取材時)高校出身壮観な棚田で有名な新潟県佐渡市岩首集落は、過疎化の問題を抱え、棚田だけでなくそれを支える集落の維持も難しくなっています。SDGsの目標を踏まえ、社団法人岩首めぶきラボと連携して集落活性化のため、SNSを使った情報発信と訪問者に提供するプログラム開発などを行います。情報化社会の中で高齢者が孤立しないよう、スマートフォンの使い方支援を通じて地域コミュニティの拡大や生活の質向上をめざします。高齢者あんしん相談センター由井、八王子市社会福祉協議会と連携し、高齢者の実情に触れ、安心して暮らせる社会を考えるプロジェクトです。ターン、訪問者がターンするための要素を発掘し、移住し自分で歩き、見て、聞いて、問題を発見できます法人NPO地域で活動し課題を発 見地域で活動し課題を発 見登 別プロジェクト登 別プロジェクト15未知の土地で活動し新しい視点を手に入れたロ ー カ ルSDG S佐渡高齢者スマホ個別相談会プロ ジェクト地域連携センター TALE新潟県佐渡プロ ジェクトがサポート!登別プロジェクト「サービスラーニング」のプログラムである「国内短期派遣・登別プロジェクト」に参加したきっかけは、夏の北海道という快適な気候や環境で学べることに興味を持ったからです。しかし、現地での調査や地域の方々へのインタビューを通じて、自分の視野が想像以上に広がる体験となりました。たとえば、電車の本数が少ない登別は、当初は不便だと思っていましたが、車が主流で駐車場も広いため、住民の方々は不便を感じていないとわかり、考えを改めました。こうした活動を通じ、何を「良いもの」とするかは、場所や暮らし方で異なることを実感しました。また、問題を発見する力も養われ、卒業研究や将来の仕事にも生かせると思います。未知の環境に飛び込んだことで、思い込みを乗り越え、新しい視点を得られたことが最大の収穫でした。学童保育支援プロ ジェクト移住しやすい地域の基盤づくり本学では、地元である八王子市や大田区をはじめ、さまざまな地域と連携をしています。課外プログラムを含め幅広い連携を実現しており、特に「地域連携実習」という科目では、遠方に宿泊しながら集中的に課題に取り組むものもあり、コミュニケーション能力や問題解決力の向上をめざしています。サービスラーニング地域連携から学ぶ1234UI3つながる、ひろがLiberal Arts

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る