自分で作ると化粧品はもっと面白い! 専門教育科目メディア学部独自プロジェクト船田メディア学部真衣3年(取材時)サレジアン国際学園世田谷中学高等学校出身(東京都)關澤応用生物学部小夏3年(取材時)水城高校出身(茨城県)学 生 の レ ベ ル を超 え た 経 験 が できます!感動を味わいながら化粧品 づくりと評価を体験化粧品 づくりと評価を体験化 粧品実 験化 粧品実 験専門 的テーマに取り組む専門 的テーマに取り組むプロジェクト演習プロジェクト演習InterviewInterview10メディア学部 には、学年を越えてさまざまな専門的プロジェクトに 挑戦できる「プロジェクト演習」があります。私はそのひとつ、ネットで 配信する番組 などの 映像コンテンツ制作を行う「インテブロ」の 一員として、一流アーティストの映像制作に携わる貴重な経験を積んでいます。2024 年の 7 月と9 月には、NHK交響楽団(N響)の公演収録と編集に参加。N響スタッフと綿密な打ち合わせを行って学生たちでカット割りを決め、本番での撮影や編集も任されました。プロジェクトリーダーを務めた私は、メンバー全員が各々の能力を存分に発揮できるよう、チーム全体の動きに目を配りながら進行をコントロール。 現場のプロと協働する中で、「こだわり」を持って作品をつくり上げることの大切さを肌で感じることができたのが最大の収穫です。ココロを動かすCMや映像をつくる仕事がしたい化粧品会社で画期的な肌診断法を開発したい乳液や日焼け止め、ファンデーション、口紅など、さまざまな化粧品を自分の手で作り、その分析・評価の手法まで学べるのが「化粧品実験」です。最初はサラサラだった液体が、撹拌することによって一瞬で乳化する様子を観察したり、サンプルとして用意された口紅をお手本に、ほぼ同じ色・感触の口紅を再現できたときの感動は忘れられません。これらの実験を通じて、事前準備からレポート作成まで計画的に進める経験や、論理的な考察力、文章力や発表力など、研究者に欠かせない総合的な能力が向上。毎回違うメンバーと組むことでコミュニケーション力も養われました。卒業研究では、新しい肌診断法の開発に取り組む予定ですが、そのベースとして化粧品実験で修得した知識や実験スキルは欠かせないものです。こ だわりを持って作品を つくる大切 さを実感研究者に必須の能力を獲得!
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