東京工科大学 大学案内 2025
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つながるつながる「地域社会」」とと「地域社会1415Students’ Voices子どものために何ができるかを考えた地域の人々との関わりを増やしたいと思い、地域連携活動を行う「サービスラーニングⅢ」を履修しました。私が参加したのは八王子での学童保育プログラムで、この活動を通じて、核家族化などを背景に学童の重要性が高まっていることや、学童の指導員が不足している現状を理解。 指導員のアルバイトを始めるきっかけにもなりました。Students’ Voices地域猫の問題に取り組む大切さを実感できた「サービスラーニングⅠ・Ⅱ」で、幅広い市民が訪れる「八王子環境フェスティバル」のブースのお手伝いと、ボランティア団体が主催する「保護猫の譲渡会」のサポートを体験しました。後者では、野良猫の増加によるさまざまな問題が想像以上に深刻であり、市民に周知をして解決を図ることが重要な社会課題であることを、肌で感じることができました。Students’ Voices美しい島での活動を通じて積極性や対話する力がついた佐渡島での地域連携活動に参加したのは、「行ったことがない島を見てみたい」という軽い気持ちからでした。でも、実際に現地での活動を体験して、本当に参加して良かったと感じています。特に、学生主体で地元との交流プランを考えて実施したことは、大きな手応えを感じる成功体験になりました。企画を検討する過程で思考力が養われ、知らない土地で多くの人と会話することで積極性やコミュニケーション力も身につきました。棚田に関する生きた知識や、SNSを活用した情報発信力がついたことも、この活動の貴重な収穫です。高齢者スマホ個別相談会プロジェクトSDGs佐渡北海道登別市 移住しやすい地域の基盤づくり豊橋プロジェクト 愛知県豊橋市 街並み資源を使った活性化策の検討学童保育支援プロジェクト情報化社会が急激に進む中で、高齢者は情報に触れるこ情報化社会が急激に進む中で、高齢者は情報に触れることが難しくなっています。情報から高齢者が孤立しないことが難しくなっています。情報から高齢者が孤立しないことはもとより、情報に触れることで、地域コミュニティを広とはもとより、情報に触れることで、地域コミュニティを広げて、生き生きと生活する社会の実現に向けて取り組みまげて、生き生きと生活する社会の実現に向けて取り組みます。このプロジェクトでは、「高齢者あんしん相談センターす。このプロジェクトでは、「高齢者あんしん相談センター由井」「八王子市社会福祉協議会」と連携し、スマートフォ由井」「八王子市社会福祉協議会」と連携し、スマートフォンの使い方支援を通じて、高齢者の生活や実情に触れて、ンの使い方支援を通じて、高齢者の生活や実情に触れて、安心して暮らせる高齢社会について考えます。安心して暮らせる高齢社会について考えます。棚田と海がつながる新潟県佐渡棚田と海がつながる新潟県佐渡市岩首集落で農村・離島をキー市岩首集落で農村・離島をキーワードに学びます。過疎化の社ワードに学びます。過疎化の社会課題を抱え、先人が作り上げて会課題を抱え、先人が作り上げてきた棚田景観の維持も難しくなっきた棚田景観の維持も難しくなっています。社団法人岩首めぶきラています。社団法人岩首めぶきラボと連携して、集落の活性化や訪ボと連携して、集落の活性化や訪問者に提供するプログラム開発問者に提供するプログラム開発を行います。を行います。北海道有数の温泉地でもある登別市は高齢化および大幅な人口減少北海道有数の温泉地でもある登別市は高齢化および大幅な人口減少とともに、主力である観光産業も来街者数の減少から厳しくなっていまとともに、主力である観光産業も来街者数の減少から厳しくなっています。第三者の視点から、若者のUターン、訪問者がIターンするための要す。第三者の視点から、若者のUターン、訪問者がIターンするための要素を発掘し、必要なプログラム開発を現地関係者と一緒に取り組みます。素を発掘し、必要なプログラム開発を現地関係者と一緒に取り組みます。豊橋市は自動車産業を中心としたモノづくり産業でも有名な地域ですが、豊橋市は自動車産業を中心としたモノづくり産業でも有名な地域ですが、東海道に代表される物流の拠点でもあり、商業が盛んな地域でもあります。東海道に代表される物流の拠点でもあり、商業が盛んな地域でもあります。古くから発展した地域ではありますが、人口減少の中で商業の衰退が著し古くから発展した地域ではありますが、人口減少の中で商業の衰退が著しく、再生が望まれています。水上ビルという稀有な建築と商店街を再考してく、再生が望まれています。水上ビルという稀有な建築と商店街を再考していくためのプロジェクトを考えていきます。いくためのプロジェクトを考えていきます。少子化社会において、両親が安定したキャ少子化社会において、両親が安定したキャリアを考え、安心して子育てできる環境をリアを考え、安心して子育てできる環境を整備することは大きな社会課題です。この整備することは大きな社会課題です。このプロジェクトでは、社会で子育てをする重プロジェクトでは、社会で子育てをする重要な役割のひとつである学童保育に着目し要な役割のひとつである学童保育に着目します。学童を運営しているNPO法人明神学ます。学童を運営しているNPO法人明神学童育成の会と連携して、現場支援を行うと童育成の会と連携して、現場支援を行うとともに、社会で子育てをすることの意義とともに、社会で子育てをすることの意義と課題を考えるプロジェクトです。課題を考えるプロジェクトです。応用生物学部2年(取材時)県立日立北高校出身(茨城県)本学では、地元である八王子市や大田区をはじめさまざま地域と連携をしています。課外プログラムを含め幅広い連携を実現しており、特に「地域連携実習」という科目では、遠方に宿泊しながら集中的に課題に取り組むものもあり、コミュニケーション能力や問題解決力の向上をめざしています。メディア学部1年(取材時)県立下館第二高校出身(茨城県)※このほかにも、地域と連携した科目を開設予定。履修できる科目は学部により異なります。地域連携の 詳細はこちらメディア学部3年(取材時)県立下田高校出身(静岡県)譲渡会関わるきっかけになった支援プロジェクト思考力が養われ積極性やコミュニケーション力が身についた児童の支援に自主的にボランティアに参加することで身近な課題に気づいた永木 萌栞小泉 奈海稀大越 桃佳※これらの体験談は旧プログラムによるもので、2025年度より地域連携実習に発展的に移行します。地域連携TUTLiberal Arts77SDGs佐渡77学童保育77保護猫の

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