東京工科大学 大学案内 2025
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皮膚・毛髪・化粧品を学術的・専門的に学ぶために、他に先駆けて設置された先進的コース 化粧品メーカーの研究部門出身の教員が、開発の現場で必須の実践的な知識や技術を指導 化粧品やその原料の開発・製造・販売などを手がける企業に、多くの卒業生を送り出した実績 バイオテクノロジーを駆使した、健康に役立つ画期的な機能性食品を開発 食品の成分や機能を学ぶ科目から、開発・製造を扱う科目まで、幅広い内容を網羅 国家資格である食品衛生管理者および食品衛生監視員の取得をめざすコース•化粧品製造販売責任者 •色彩検定 •スキンケアアドバイザー •アロマテラピー検定 •毒物劇物取扱 責任者 •危険物取扱者 •特定化学物質等作業主任者 •食品衛生管理者 •食品衛生監視員 •食品衛生責任者 •上級/中級バイオ技術者 •技術士補 •情報処理技術者試験 •登録販売者 •公害 防止管理者 •環境計量士 •臭気判定士 •生物分類技能検定 •環境社会検定(eco検定) •ビオトープ 管理士 •フードアナリスト ほか※それぞれの資格には、取得条件や種別などがあります。•食品衛生管理者 •食品衛生監視員 •食品衛生責任者 •フードアナリスト •毒物劇物取扱責任者 •危険 物取扱者 •特定化学物質等作業主任者 •化粧品製造販売責任者 •上級/中級バイオ技術者 •技術士補 •情報処理技術者試験 •登録販売者 •公害防止管理者 •環境計量士 •臭気判定士 •生物分類技能検定 •環境社会検定(eco検定) •ビオトープ管理士 •色彩検定 •スキンケアアドバイザー •アロマテラピー検定 ほか※それぞれの資格には、取得条件や種別などがあります。FeaturesResearchFeaturesResearch卒業後を知りたい!関連する資格関連する資格食品実験化粧品実験6465し、魚種ごとのIMP保持の仕組みを探っています。また、最近は、未知な部分が多いホタテを対象とした研究にも力を注いでいます。人においしいと感じてもらえる食品の加工について探究し、将来的には何らかの食品を開発して商品化したり、企業の製品に研究成果を生かすことで、その企業や食品業界の発展に貢献できたらと考えています。皮膚を用いた化粧品の性能実験も行いました。これは皮膚に紫外線を当てたときに起きる変化を、化粧品中の成分が正常な形に戻せているかを調べるもので、採取後時間の経っていない皮膚を用いるチャレンジングな取り組みでした。そのほか、新しい肌の 診断方法の研究など、皮膚に関する幅広いテーマで研究が進行中です。食品加工学研究室関 洋子 講師食品加工の研究皮膚生理学研究室吉田 雅紀 教授化粧品の研究魚のうま味を研究し、大学発の加工食品の開発へ食品の加工を通して、その品質保持効果や貯蔵性、機能性を高める研究を行っています。取り組みのひとつに、魚のうま味成分に関する研究があります。魚は死んで数時間経過すると、うま味成分であるIMP(イノシン酸)がつくられます。研究室では、このIMPを分解する酵素の活性をできるだけ阻害して、うま味を保てるようにする研究を行っています。この活性は魚種によって異なるため、魚種による違いを解明肌トラブルの原因を探り、有効成分の開発につなげる皮膚の中で何が起きているのかを調べ、シミの治療やあれ肌改善、日焼け防止などに効果のある化粧品成分の開発をめざしています。現在の取り組み例としては、日焼けによる色素沈着を起こす色素細胞のメカニズムの研究や、皮膚にたまったメラニンを排出する方法として表皮細胞の増殖を高めてシミ予防につなげる研究などがあります。また、企業と共同で、実際にヒトから採取した食品化学食品を構成する3大栄養成分である炭水化物・たんぱく質・脂質のほか、微量成分であるビタミン・ミネラル・色素など、さまざまな成分の種類や化学構造を理解するとともに、栄養機能、嗜好性、生体調節機能といった食品の機能性について学びます。大学院進学/食品製造・販売関連/飲料製造・販売 関連/発酵・醸造関連/食品製造機器関連/家庭用品関連/外食関連/食品流通関連/化学・医薬品関連/食品衛生関連/医療・福祉関連/研究機関 ほか※就職実績はP.117をご覧ください。食品微生物学古来より人間が食品や有用物質の製造に利用してきた微生物について、市販製品と関連した実例を交えて学修。食品の発酵、食品製造に用いる微生物の種類、腐敗とその対策、酒類・乳製品などの製造法、微生物による有用物質生産などについて解説します。食品開発概論実際に食品製造加工の実務経験を有する講師が、 現役の技術者の視点から加工食品の開発に関する最新の知識・技術を紹介。食品分野で働くうえで必要となる食品の加工技術や開発についての専門能力および分析・評価能力、問題解決力を身につけます。研究室の詳細はこちら化粧品界面化学化粧品を設計・製造するうえで必要不可欠な「コロイド界面化学」の基礎について学修します。分散、表面張力、可溶化、乳化などの「界面現象」に関する基礎理論とともに、これらの現象がどのように化粧品設計に応用されているかについて理解します。大学院進学/化粧品製造・販売関連/化粧品原料・ 香料関連/医薬品製造・販売関連/化学製品関連/ 美容用品・サービス関連/健康用品・サービス関連/ 食品・栄養関連/家庭用品関連/研究機関 ほか※就職実績はP.117をご覧ください。皮膚科学皮膚の基本的な構造と役割、機能を学んだうえで、皮膚の保湿、皮膚色および老化による形態の変化や疾病に関係する皮膚内部の現象、皮膚表面の変化や症状との因果関係について学修。低湿度や太陽光線が皮膚に及ぼす作用とそのメカニズムも解説します。化粧品開発概論消費者の信頼に応えるために企業で実際に行われている化粧品研究開発の方法論を、大手化粧品企業での実務経験豊かな講師が解説。化粧品開発者の思考法や製品化へのアプローチ法、消費者の意識や行動、品質保証の考え方などを、実例を交えて学びます。研究室の詳細はこちら主な専門教育科目主な専門教育科目専門実験紹介食品の品質管理について学ぶ食品実験Ⅰと、製造加工や衛生管理を学ぶ食品実験Ⅱで構成。Ⅰでは、栄養成分の分析を行う「食品分析実験」や、酵素の特性などを理解する「食品酵素学実験」などを実施。Ⅱでは、脂質やアミノ酸などについて学ぶ「食品化学実験」、糖やデンプンなどを扱う「糖質科学実験」などを行い、実学に基づく専門能力を身につけます。専門実験紹介実験を通じて化粧品についての専門能力を養うとともに、 実験結果の解析と処方設計を行って論理的思考能力や分析・ 評価能力、問題解決能力を身につけます。実験の内容は、 コロイド界面化学の基礎知識と化粧品設計・製剤化に必要な技術を修得する「化粧品設計実験」。美白剤や紫外線吸収剤の評価を行う「化粧品評価実験」など多岐にわたります。食品コース食品コース最新のバイオテクノロジーで画期的な食品の開発をめざす化粧品コース化粧品コース豊かな社会の創造につながる化粧品分野を応用生物の観点から学ぶ

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