東京工科大学 大学案内 2025
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生物の高効率・省エネルギーの機能を応用することで、地球の環境問題の解決を考えるコース 環境浄化、砂漠緑化などの問題に取り組み、人と生物や自然が持続的に共存する循環型社会の構築手法を学修・研究 卒業後の進路は、環境関連企業だけでなく化学製品関連から医療関連まで幅広く選択可能 生命の極めて精緻な遺伝や代謝の仕組みを理解し、医薬や健康管理に生かすための先進技術を学修 核酸医薬、タンパク質医薬、遺伝子診断、再生医療など、新しい創薬技術を学修 最先端かつハイレベルな研究に幅広く対応する、充実した実験機器・設備を用意•公害防止管理者 •環境計量士 •臭気判定士 •生物分類技能検定 •環境社会検定(eco検定) •ビオトープ管理士 •毒物劇物取扱責任者 •危険物取扱者 •特定化学物質等作業主任者 •食品 衛生管理者 •食品衛生監視員 •食品衛生責任者 •化粧品製造販売責任者 •上級/中級バイオ技術者 •技術士補 •情報処理技術者試験 •登録販売者 •フードアナリスト •色彩検定 •スキンケアアドバイザー •アロマテラピー検定 ほか※それぞれの資格には、取得条件や種別などがあります。•上級/中級バイオ技術者 •毒物劇物取扱責任者 •危険物取扱者 •特定化学物質等作業主任者 •登録販売者 •生物分類技能検定 •食品衛生管理者 •食品衛生監視員 •食品衛生責任者 •化粧品製造販売責任者•技術士補 •情報処理技術者試験 •公害防止管理者 •環境計量士 •臭気判定士 •環境社会検定(eco検定) •ビオトープ管理士 •フードアナリスト •色彩検定 •スキンケアアドバイザー •アロマテラピー検定 ほか※それぞれの資格には、取得条件や種別などがあります。FeaturesResearchFeaturesResearch卒業後を知りたい!関連する資格関連する資格生命医薬実験地球環境実験6263世界の医薬品の売上・開発トップ10のうち 7~8品目は、バイオ医薬品が占めています。生物創薬研究室では、自然免疫で機能するタンパク質であるラクトフェリンに着目し、その機能を高める製剤開発と、バイオベンチャー企業と共同で、がんや敗血症、脊髄損傷治療薬としての創薬化を目標とする研究に取り組んでいます。向上させる研究を推進。塩分の多い土壌でも育つ植物や、暑さに強い植物をつくりだして食糧増産や砂漠緑化に貢献していくことをめざしています。また、少ない肥料で栽培できる植物の開発や、植物が有する空気中の有害物質を吸収・浄化する機能を高めたり、植物中の医薬品成分を効率的に生産したりするための研究も進めています。生物創薬研究室佐藤 淳 教授医薬品の研究植物工学研究室多田 雄一 教授植物の研究創薬の本流「バイオ医薬品」の開発をめざす人の体内にある抗体などのタンパク質や核酸(DNAやRNA)など、生体由来の物質からつくられる医薬品である「バイオ医薬品」に関する先端研究を行っている研究室です。バイオ医薬品は、遺伝子組換えや細胞融合、培養などのバイオテクノロジーを使って製造される薬で、高確率で薬効が期待できるうえ、副作用が少ないという利点があることから、大手製薬会社も開発に力を入れており、現在、植物の機能を高めて、地球が直面する問題の解決へ植物の力を、地球環境の保全や暮らしを豊かにするために役立てる研究を行っています。今、世界では、作物が育たない「塩害地」の拡大が深刻化しています。また、地球温暖化による気温上昇により、従来は作れていた作物が作れなくなる問題も起きています。そこでこの研究室では、一部の植物が海岸や砂漠などの厳しい環境でも育つ仕組みを解明し、それを利用することで作物の耐塩性や高温耐性などを創薬学創薬の一連の流れを学ぶとともに、医薬品を対象疾患や物質ごとに分類し、その作用機序を分子レベルで理解。さらに、近年注目されている「バイオ医薬品」の基礎研究、非臨床研究、臨床試験などの研究開発動向について、実例を示しながら解説します。大学院進学/化学製品関連/医薬品製造・販売関連/CRO(治験業務受託業)関連/家庭用品製造・販売関連/肥料・飼料関連/農林漁業関連/資源・エネルギー関連/病院・医療機関/研究機関 ほか※就職実績はP.117をご覧ください。病態生理学病態生理学は、病気の状態と原因を解明する学問です。解明された病気の本質と原因を治療に結びつける医薬品や治療法が開発されており、これらを学ぶことで、論理的な思考力と問題解決力を修得。また、器官系別にさまざまな疾病の病態とその背景にある分子機構を学ぶことで、実学に基づく専門能力を修得します。生命医薬産業概論生命科学の研究や医薬品の開発・製造に関わる業界の仕事や求められている人材、製品の販売を認可する政府の役割、医薬品の開発受託機関や治験施設支援機関の仕事について学修します。実務経験のある社会人講師による具体的な事例を教材とした講義を通じて、理解を深めます。研究室の詳細はこちら地球環境科学地球環境およびそれを構成する大気圏、水圏での さまざまな現象について学ぶ授業です。大気の運動、 地球の熱収支、水質現象、人類に影響を与える化学 物質や微生物に関する地球規模での問題などに 関する基本的知識の確実な修得をめざします。大学院進学/資源・エネルギー関連/肥料・飼料関連/農林漁業関連/化学製品関連/家庭用品製造・販売 関連/医薬品製造・販売関連/CRO(治験業務受託業)関連/病院・医療機関/研究機関 ほか※就職実績はP.117をご覧ください。植物細胞工学植物の優れた機能を細胞・遺伝子レベルで学ぶとともに、それらの機能を向上させて利用するために必要な基本的な細胞生物学・生化学・遺伝子工学の知識と 技術を理解。近年増加している遺伝子組換え植物の実用化・研究例についても解説します。地球環境産業概論生命科学の地球環境への応用は、水質保全、環境修復、砂漠の緑化、環境汚染物質の検出など、さまざまな分野へ広がっています。また、これらはSDGsとして世界的な注目を集めています。社会人講師の経験や知識を生かした授業を通して、地球環境への仕事を理解し、自分たちの将来を考えます。研究室の詳細はこちら主な専門教育科目主な専門教育科目専門実験紹介遺伝子工学や細胞培養技術などにより作られるバイオ医薬品に関する基礎知識や技術、細胞工学に関する基礎的実験手法とそのデータ解析、微生物バイオテクノロジーに関する抗菌物質の評価、タンパク質生産および環境モニタリング技術などを、実験を通して修得します。考察する論理的な思考力、分析・評価能力、問題解決能力の養成を図ります。専門実験紹介細胞工学分野における基礎的な実験手法およびデータ解析法、植物バイオテクノロジーを環境保全や環境モニタリングに適用するための実験操作とその原理、タンパク質を生産するための実験手法を学びます。動物培養細胞、遺伝子操作、光合成速度の測定、DNA鑑定法などをテーマに実験を行い、得られたデータを解析することで、分析評価能力も身につけます。生命医薬コース生命医薬コース新しい医薬品や医療システムで人々の健康を支えていく地球環境コース地球環境コース生命の持つ優れた機能を探り、環境浄化や環境保全に役立てていく

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