東京工科大学 大学案内 2025
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佘 錦華 教授海中のロボットに、ワイヤレスで電力を電極に樹脂加工を施して、より良い結果を得ることが目標。将来は電力会社でワイヤレス給電に携わりたい。大久保 友雅 教授髙橋 秀智 教授/学科長福島 E. 文彦 教授新海 健 教授/学科長(出身企業:東芝)髙木 茂行 教授(出身企業:東芝)江頭 靖幸 教授/学部長西尾 和之 教授/学科長(出身企業:コニカ)ヒューマンセントリックモビリティ研究室 ◦モビリティに関する研究開発◦人間中心システムの研究開発◦ヒューマンシステムインタラクションに関する研究開発ヒューマンメカトロニクス研究室 ◦生活/作業支援メカトロニクス◦移動/搬送支援ロボットの機構と制御◦生体信号計測・感覚運動計測による人の特性の解析とメカトロニクスへの応用ロボットモーション研究室 ◦人の運動の計測と解析に関する研究◦ヒューマノイドロボットの動作生成に関する研究◦人の生活を支援するメカトロニクスシステムに関する研究生物流体研究室 ◦生物羽ばたき飛翔の数値流体解析◦生物規範設計に基づく流体機械の高性能化◦ドローン用プロペラの低騒音化コーオプセンター 古井 光明 教授三田 俊裕 准教授天野 直紀 教授先端電子デバイス研究室 ◦次世代トランジスタの要素技術開発◦二次元層状物質を用いた先端電子デバイスの開発◦二次元電子系の電子物性の解明グリーンデバイス研究室 前田 就彦 教授(出身企業:日本電信電話(NTT))◦ワイドギャップ半導体を用いた省電力パワーデバイスの研究◦高温や宇宙環境など過酷な環境で使用可能な耐環境デバイスの研究◦新規な電子材料の開発と新規デバイスへの応用の研究バイオ計測工学研究室 ◦非侵襲(ヒトにやさしい)生体計測技術の開発◦ヘルスケアIoTを指向したセンシングデバイス技術の開発◦マイクロ流体デバイスとモバイル計測システムの研究ネットワークコラボレーション研究室 ◦AI・ネットワークを活用した共生社会のための支援システムの研究◦スマートフォンを利用した災害時情報共有システムの開発◦ユーザ感性・嗜好に合わせるIoT・AIシステムの開発木村 康男 教授黒川 弘章 教授光機能性錯体化学研究室 ◦二酸化炭素還元光触媒の開発◦強発光性金属錯体の創製◦特定の分子・イオンを捕捉するレセプター分子の合成高分子・光機能材料学研究室 ◦樹木と粘土からスマホやコンピュータなどを作る技術を開発◦光エネルギーで考えたり動いたりする人工生命分子を開発◦水素社会を実現するための超高耐熱機能材料を開発有機合成化学研究室 ◦複雑な有機化合物のワンポット合成法の開発◦有機化合物の効率的な酸化反応の開発◦炭素-水素結合の触媒的変換反応の開発バイオマス・超分子材料学研究室 ◦脱石油・脱炭素を実現するバイオマス材料の開発◦微生物が生産する有機物の高付加価値化◦分子凝集体の構造制御に基づく高機能材料の創出片桐 利真 教授須磨岡 淳 教授原 賢二 教授禹 珍碩 講師上野 祐樹 講師関口 暁宣 講師野田 龍介 講師戸井 朗人 教授/コーオプセンター長中払 周 教授(出身企業:東芝)荒川 貴博 准教授坪川 宏 准教授森本 樹 教授山下 俊 教授/副学長上野 聡 准教授入谷 康平 講師ハイパワーシステム研究室5657陸間横断ケーブルや、洋上風力発電の海底送電ケーブルなどの劣化や破損による機能低下を防ぐ方法として、水中ロボットによるメンテナンスが注目されています。しかし、移動の自由度が高いワイヤレスロボットの場合、バッテリーの充電・交換のたびに海上に引き上げる必要があり、実用化への課題となっています。そこで私は、海底に設置した給電ステーションと水中ロボット間で「ワイヤレス電力伝送」を可能にする技術を研究しています。ワイヤレス電力伝送は、スマホなどでも用いられる磁界共鳴方式が一般的ですが、私が着目したのは、水中において低減衰で電力を送れる可能性のある電界共鳴という方式で、研究室内に海水環境を再現して実験を重ねた結果、前例のない数値の電力伝送に成功しました。先行研究がほとんど見当たらないので試行錯誤の連続ですが、未知の領域を切り拓く喜びを感じられる点が研究の大きな魅力であり、10年後の研究者の道標になる成果を、ぜひ残していきたいと考えています。研究室で海水環境を再現。機材が揃っているので、さまざまな実験を行うことができます。今後の目標は?鈴木 博美 就職担当特任講師専門分野:経営学、キャリア開発、人材開発加藤 太朗 助教(出身企業:日揮プラントイノベーション)専門分野:音響学、メカトロニクス、電磁気工学小原 翔馬 助教専門分野:非線形ダイナミクス、同期現象、カオス李 寧 助教専門分野:電子回路、高周波回路藤田 隆史 助教専門分野:ナノ化学、界面化学、分析化学研究室一覧の詳細はこちら※2024年4月の教員情報です再生可能エネルギーの活用に必要な電力ネットワークの安定化技術や、エネルギーロスの低減技術、未来型風力発電、過酷環境用ロボットへのワイヤレス給電など、多彩な研究が進行中です。 電気電子工学科センシング技術活用研究室 ◦センサーとAI/機械学習によるIoTシステムに関する研究◦社会インフラにおける点検・モニタリングにおけるIoT活用◦生活空間における人の振る舞いに関するIoBシステムに関する研究複合ナノデバイス研究室 ◦酸化チタンナノチューブを用いたマイクロガスセンサーの開発◦ナノバブル発生フィルタの開発及びナノバブルの洗浄剤などへの応用の検討◦赤外線を用いた表面化学状態の高感度計測技術とその応用生体情報工学研究室 ◦ニューラルネットワークを用いたモデル推定◦並列シミュレーションプログラムの開発◦メタヒューリスティクスによる最適化問題の解法ハイパワーシステム研究室 ◦次世代風力発電システムの開発◦液体中熱プラズマを用いた高電圧直流スイッチの開発◦過酷環境におけるワイヤレス給電の開発エネルギー応用研究室 ◦電気自動車・モーターを高効率に安定動作させるハード及び制御系の研究◦エネルギーを再利用する排熱発電の研究◦大気圧プラズマを使った生体育成の推進・殺菌の研究 応用化学科化学工学研究室 ◦触媒反応を利用した液体燃料の製造プロセスの開発◦乾燥地や塩害地など耕作に向かない土地を利用した植林◦伝熱を利用した樹液流センサーの省エネルギー化有機分子設計学研究室 ◦含フッ素化合物(アミノ酸類)のためのライブラリー化合物の創製◦結晶工学による細孔構築と機能開拓(水素貯蔵、分子逆止弁、他)◦電子移動反応を利用する新規な有機化学反応、その反応溶媒の開発生物化学研究室 ◦化学ツールを用いたゲノムDNAの分析法の開発◦化学ツールを用いたタンパク質の分析法の開発◦分子認識能を持つ高分子材料(人工抗体)の開発金属表面化学研究室 ◦金属の陽極酸化によるナノスケールの多孔質皮膜の作製と応用◦陽極酸化により得られる金酸化物皮膜の還元特性と応用◦壁や天井を自在に動き回るための手足の表面の構築と濡れ制御触媒化学研究室 ◦天然の酵素の構造と機能を模倣した触媒の開発◦石油資源に依存しない化成品合成・エネルギー変換◦ナノスケールの化学構造を活用した医療・健康への貢献研究室/テーマ/教員一覧 機械工学科光・エネルギー研究室 ◦太陽光をレーザへと変換する太陽光励起レーザの開発◦次世代航空機エンジン材料のためのレーザ加熱手法の開発◦レーザをものづくりに活用するレーザ加工の数値計算先進メカトロニクス研究室 ◦等価入力外乱手法の理論構築とその応用◦2次元繰返し制御手法によるメカトロニクスシステムの高精度運動制御◦左右独立の下肢リハビリ機器の開発感性応用開発研究室 ◦ロボット・各種機械の遠隔操縦システムに関する研究◦生体インピーダンスによる手指の状態推定システム◦配信ライブにおけるライブ感の向上に関する研究陸海空移動ロボティクス研究室 ◦ロボットシステムによる地雷探知及び地雷・金属片判別技術の研究開発◦複合センサを搭載した推進・自走可能なワーム型多関節ロボットの研究開発◦二重反転プロペラ推進省自由度水中ロボットの研究開発材料グリーンプロセス研究室 ◦金属材料の結晶微細化・加工熱処理による特性・機能の向上に関する研究◦金属材料の腐食と機械的・物理的性質の関係に関する研究◦金属材料の音と人が感じる心地良さの関係に関する研究知性材料工学研究室 ◦TiNi形状記憶合金の材料特性に関する数値解析◦形状記憶合金アクチュエータに関する研究◦金属材料の切削加工に関する研究井口 公佑大学院 工学研究科サステイナブル工学専攻 修士課程1年(取材時)県立安積黎明高校出身(福島県)研究が楽しい大大LAAB

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