東京工科大学 大学案内 2025
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2持つ科目を履修します︒年次からコースの特色を 「情報基盤」「人間情報」「人工知能」の3領域を探究 幅広い分野で技術的な価値創造を担うことが可能な知識・技能を修得 時代の先端を走り続けるITスペシャリスト、アプリケーションスペシャリスト、ソフトウェア開発者などを育成4年次4年間の学びの集大成へ 4年間の総仕上げとして卒業課題に注力します。所属する研究室で自分の関心に応じたテーマに取り組み、成果を論文や報告書にまとめます。また、研究室や大学のサポートを受けながら、就職や大学院進学に向けての活動も進めます。主な科目例◦卒業課題Ⅰ・Ⅱ ほか2年次技術基盤を固め、専門性を高める 情報教育分野の国際標準カリキュラムをベースにした「コア科目」を2・3年次で履修し、ICTのどのような分野でも必要とされる重要な基礎知識を修得します。全員が履修する「プロジェクト演習」では、技術基盤となる各種のスキルを学び、さらにコースの特色を持つ「先進情報専門演習」により、専門性を高めていきます。主な科目例◦プログラミング(C言語・Java)◦データと統計◦先進情報専門演習 (コースに関連したテーマを選択) ほか1年次プログラムと価値創造の基礎を学ぶ システム開発の現場で利用が拡大しているプログラミング言語「Python」を使ったプログラミングの学修に力を入れます。また、価値あるICTシステムの提案・実現を行うために不可欠な問題発見・解決力を養う「価値創造演習」を履修します。 4年間の学びの流れ3年次実践的プロジェクトを体験 「先進情報プロジェクト実習」では、最先端のICT領域に取り組む複数のテーマからひとつを選択し、実践的なプロジェクトに挑戦します。•情報処理技術者試験(基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、 情報処理安全確保支援士試験など) •G検定(ジェネラリスト)•E資格(エンジニア) •Python3エンジニア認定基礎試験•Python3エンジニア認定データ分析試験 •Linux技術者認定試験•電気通信主任技術者 •シスコ技術者認定 ほか※それぞれの資格には、取得条件や種別などがあります。情報基盤コース人間情報コース人工知能コースFeatures関連する資格ピックアップ主な科目例◦コンピュータ概論Ⅰ・Ⅱ◦プログラミング基礎Ⅰ・Ⅱ(Python)◦WebプログラミングⅠ・Ⅱ(JavaScript)◦価値創造演習 ほかコア科目➡2・3年次 履修科目◦情報セキュリティ ◦インターネット ◦オペレーティングシステム◦ヒューマンインターフェイス ◦コンピュータグラフィックス ◦自然言語処理 ほか主な科目例◦価値創造実践◦先進情報プロジェクト実習Ⅰ・Ⅱ (コースに関連したテーマを選択)◦創成課題 ほか研究室配属3031前に使っている通信技術を守るための仕組みや、さまざまなアルゴリズムを知り、興味を惹かれたのです。配属研究室を決めるときは迷わずに、情報セキュリティをテーマとするこの研究室を選びました。布田 嬉しいですね。この研究室では、暗号系の研究のほか、ネットワークセキュリティ、例えば大量のメールを送りつけてサービスを停止させる攻撃の検知や分析、暗号資産の基盤となるブロックチェーンのセキュリティ技術など幅広い研究に取り組んでいます。終わりのない分野なので、常に最新の技術に触れられる点も醍醐味のひとつです。プログラミング言語「Python」を活用したシステムづくりなど、より実践的な授業に夢中に。からノイズを注入して誤作動させ、情報漏洩を図る攻撃に関するものです。この研究は外部の先生方との共同研究で、連携を取りながらも実験や評価は単独で行っていたので、最初の頃は特に苦労しました。その分、気づきや収穫も多く、課題をクリアしたときの達成感も大きいですね。布田 玉川さんは「学士・修士一貫早期修了プログラム」の学生で、3年前期から早々に研究を始めたので戸惑うことも多かったはず。実際、研究当初のロードマップ通りに玉川 私が取り組んでいる研究は、安全性が高いとされている「共通鍵暗号方式」を導入している装置に、外部「学士・修士一貫早期修了プログラム」で研究室に配属。授業+研究準備で、多忙ながら充実の毎日。進まないなど、厳しい経験もしましたよね。ICT分野は技術の変化が早いですから、研究者には吸収力が必要なんです。ちゃんとついてこれるのだから、たいしたものですよ!攻撃がどれくらい脅威なのかを定量的に明確にしていくことが目標です。大学院修了後は、研究の経験を生かしてセキュリティ関連のエンジニアをめざそうと考えています。布田 ネットワークセキュリティの専門人材は、ネットワークはもちろん、ハードウェアとソフトウェアの両方がわかる強みがあります。コンピュータサイエンス学部の卒業生はSE志望者が多いのですが、この研究室の出身者は、ネットワークのサーバー構築などインフラエンジニアや、システム開発系に進む人も多くいます。玉川さんもぜひ、自身の強みを存分に生かせる分野で活躍してほしいですね。後期から大学院生に9月の学部卒業前に論文を仕上げて発表。後期からは大学院生として、研究に奮闘中です!コロナの逆境を超えてリモートで行われた「価値創造演習」で、チームで 新サービスを提案。内容が高く評価された!より実践的な学びを体験一足先に研究室へ※ 代表的な科目のみ掲載。変更になる場合があります。卒業後を知りたい!大学院進学/システムインテグレータ(情報システムのコンサルティング、 設計、開発、運用、保守、管理)/ソフトウェアメーカー/金融機関/インターネットサービス関連/情報通信サービス/情報通信機器メーカー/製造業 (電子機器、電子部品、通信機器、ゲーム、自動車、家電、プラント、産業機械など)/研究機関/起業 ほか※就職実績はP.116をご覧ください。価値創造演習 グループワークを通じて、自ら問題を発見し、その解決方法を考える力を学ぶ演習です。革新的なシステムを社会に提案できるエンジニアの土台を養います。先進情報専門演習教員の専門分野に関連する専門性の高いテーマから選択し、3・4年次の研究室での取り組みを想定した高度な技術を学びます。社会連携実習情報基盤コース/人間情報コース/人工知能コース大学院 バイオ・情報メディア研究科コンピュータサイエンス専攻修士課程1年(取材時)横浜市立金沢高校出身(神奈川県)情報社会の安全を守ろう!セキュリティを学べば将来の選択肢が増える玉川 すでに学部の卒業論文の提出が終わり、これからは同じテーマを発展させて、情報漏洩を促す外部からの先生とトークたいむ通信の安全を守る暗号の面白さに心を奪われた玉川 暗号って面白い! と初めて感じたのは、1年次の必修科目で情報セキュリティを学んだとき。普段、当たり学べる内容の詳細はこちら卒業研究では故障利用解析に挑戦研究室の詳細はこちら1234カリキュラム玉川 未蘭布田 裕一 教授年次情報セキュリティと暗号システム研究室とはネット利用の拡大とともに、データの漏洩やシステムの不正制御、悪意あるソフト ウェアによる攻撃など、セキュリティ脅威が増大しています。本研究室はこれらに対抗するために、暗号技術をはじめとする情報セキュリティ関連の研究を進めています。年次年次年次先進情報専攻先進情報専攻技術的な価値を創造し、先進的な情報通信技術の実現をめざすSTUDENTS’ VOICESSTUDENTS’ VOICESSTUDENTS’ VOICES私私のの私私のの 成長成長のの歩歩みみ 成長成長のの歩歩みみ

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