工学部 電気電子工学科3年(取材時)東亜学園高校出身(東京都)工学部 機械工学科3年(取材時)都立墨田川高校出身(東京都)工学部 応用化学科3年(取材時)県立太田女子高校出身(群馬県)工学部 応用化学科3年(取材時)県立黒沢尻北高校出身(岩手県)工学部 応用化学科3年(取材時)都立富士森高校出身(東京都)工学部学生が取り組む「EVプロジェクト」は2022年、大学生による自作自動車レースの最高峰「学生フォーミュラ」に、念願の初参加を果たしました。学生主導で先端技術を駆使したものづくりに挑戦するこのプロジェクトは、高難易度ゆえに壁を乗り越えたときの手応えと収穫は十分です。私はリーダーを務めながら、部品の調達や書類の作成、協力企業との交渉など幅広い仕事を担当し、プロジェクトを着実に前進させるために必須の、実践的な課題解決能力を養うことができました。全国の学生チームが参加する「NHK学生ロボコン2022」において、本学チーム「プロジェクトR」の統率・指令役を務め、2年連続ベスト4の好成績を収めました。個の能力を余すところなくチームのパフォーマンスに生かしていくために、私はリーダーとして、メンバー各自が強みを発揮して活動できる環境づくりに注力。多くの異なる意見をまとめて正しい判断を下す力など、組織のリーダーに不可欠なさまざまな能力を学ぶことができたのは、このプロジェクトに参加したからこそです。大池 熊本では、バスボムづくりやスカイランタンなどさまざまなプログラムを行いました。子どもたちの歓声に大きな手ごたえを感じるとともに、私自身、科学の面白さを再認識できました。江村 このプログラムの魅力は、自分がやりたい実験を提案し、その手順を考え、実際に多くの人に体験してもらえること。協調性やコミュニケーション力をはぐくむ機会にもなります。青木 大学1年生から大学院生まで参加しているので、学年を越えたつながりを持てました。子どもたちへの接し方や説明の仕方を、先輩をお手本に学べたことも大きな収穫です。技術者をめざす人は最新の技術に目を向けがちですが、サービスをつくるうえで大切なのは、まずユーザーのニーズを原点に、技術の価値ある使い方を探ることです。「価値創造演習」は、こうした姿勢でのものづくりを行う演習で、私は「学食の混雑時に並ばずにすむ学食予約アプリ」を考案。「あったら嬉しい」をカタチにする面白さを知りました。その後、この経験を生かして制作したアプリが「大学コンソーシアム八王子」で最優秀賞を受賞。今後も人々に役立つサービスの創造に挑戦していきます。08080909プロジェクトRの詳細はこちらキャンパス内には工学部のプロジェクト用ルームが設置されており、メンバーは集中して作業に取り組むことが可能。この環境面の強みを好結果につなげたい。NHKロボコンでは、2年連続でベスト4進出! 2022年大会では技術賞も受賞! 悲願の優勝へ確実に前進している。EVプロジェクトの詳細はこちらサイエンスコミュニケーター育成支援プログラムの詳細はこちら2022年12月の体験イベントでは、100個以上の熱気球を舞い上がらせる「LEDスカイランタン」や、蓄光剤を使った「夜のサイエンスショー」など、多彩な企画に挑戦し大成功を収めた。安野さんは「学食予約アプリ」制作のリーダーを担当。メンバーの意見をまとめたり、プレゼンテーションを行うなど、チームの要として貴重な経験を積んだ。工学部工学部コンピュータサイエンス学部工学部石井 和慶安達 伶音大池 美琴(左)青木 香音(中)安野 裕貴コンピュータサイエンス学部2年(取材時)埼玉平成高校出身(埼玉県)江村 優希(右)EVプロジェクトプロジェクトR価値創造演習先端に挑み、実践力を磨く EVプロジェクト 個の力をチームに生かすロボット開発「科学って面白い!」を伝える人材育成プログラム サービスの本質を知る価値創造演習サイエンスコミュニケーター育成支援プログラム工学部では、科学の面白さをわかりやすく伝える「サイエンスコミュニケーター」の育成プログラムを実施しており、2022年は熊本県で小中高生対象の体験イベントを開催しました。
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