20222020◦言語聴覚基礎実習年次1234年次年次年次自作のワッペンを付けたエプロン学生同士で教え合うことも[2021年4月に開設された専攻のため国家試験] 言語聴覚障害学言語聴覚士がいる時代に!?言語聴覚士がいる時代に!?どんな仕事?言語聴覚士とは50年後のミライ予想50年後のミライ予想身近なところに 身近なところに どの科目は、慣れない専門用語を理解することや、覚えることが大変でしたが、先生方が親身になって勉強の相談に乗ってくださったので心強かったです。石津 那賀島さんは勉強だけでなく、積極的に課外活動にも参加していますね。那賀島 はい。子どもを対象としたボランティアに何度もカリキュラムの詳細はこちら※代表的な科目のみ掲載。変更になる場合があります。発声発語器官の構造と働きを学修関連する目標◦言語聴覚臨床実習Ⅰ◦言語聴覚臨床実習Ⅱ・Ⅲ▶ 言語聴覚士に欠かせない職業人としての使命感・倫理観を持ち、主体的に学ぶ能力を身につける▶ 自身の専門性をより高いレベルで発揮するため、多職種と協働できる調整力とコミュニケーション能力を身につける▶ 科学的・論理的な思考力と判断力に加え、人に対する洞察力と包容力、想像力を身につける「話す」「聴く」などのコミュニケーションや、「食べる」ことに不自由さのある人にリハビリテーションを行い、機能の回復や支援を行う専門職です。石津 高校3年生の時に大学見学に来てくれましたね。一期生ということに不安はなかったのですか?那賀島 不安はなく、むしろ手厚くサポートしていただけそうだと感じていました。実際、解剖学や生理学、音声学なリハビリテーション学科言語聴覚学専攻2年(取材時)千葉明徳高校出身(千葉県)[ 主な科目例 ]◦哲学 ◦心理学 ◦科学論 ◦フレッシュマンイングリッシュⅠ・Ⅱ◦コンピュータリテラシー演習 ◦フレッシャーズゼミ ◦スポーツ・コンディショニング ◦医学概論 ◦解剖学Ⅰ ◦生理学Ⅰ◦リハビリテーション概論 ◦発声発語系の構造・機能・病態◦神経系の構造・機能・病態 ◦言語発達学 ◦言語聴覚障害学総論◦ベーシックセミナーⅠ・Ⅱ ほか[ 主な科目例 ]◦統計学 ◦コミュニケーション論 ◦耳鼻咽喉科学 ◦リハビリテーション医学 ◦神経内科学◦小児科学 ◦形成外科学 ◦口腔外科学 ◦言語学 ◦音声学 ◦音響学 ◦認知・学習心理学◦臨床心理学 ◦失語・高次脳機能障害学Ⅰ・Ⅱ ◦失語・高次脳機能障害学演習Ⅰ・Ⅱ ◦言語発達障害学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ◦発声発語障害学Ⅰ・Ⅱ ◦聴覚障害学Ⅰ・Ⅱ ◦聴覚障害学演習Ⅰ・Ⅱ ◦コミュニケーション演習Ⅰ・Ⅱ ほか[ 主な科目例 ]◦心理測定法 ◦保健医療福祉総論 ◦ケアマネジメント ◦言語聴覚障害診断学◦失語・高次脳機能障害学Ⅲ ◦失語・高次脳機能障害学演習Ⅲ ◦言語発達障害学演習◦発声発語障害学Ⅲ・Ⅳ ◦吃音学 ◦摂食嚥下障害学 ◦摂食嚥下障害学演習◦聴覚障害学Ⅲ ◦言語聴覚総合演習Ⅰ・Ⅱ ◦言語聴覚研究 ◦地域言語聴覚療法学 ほか[ 主な科目例 ]◦言語聴覚障害学特別講義Ⅰ・Ⅱ◦先端医療総合講義◦言語聴覚療法プロジェクト◦言語聴覚卒業研究 ほか8687取得可能な資格ピックアップピックアップ人間形成や学問の基礎を固めるとともに、言語聴覚障害学の土台としての基礎医学系の科目や、ことばや発声、コミュニケーションに関する専門基礎科目を学びます。講義・演習・見学実習で言語聴覚障害の種類や特徴、言語聴覚士の仕事などの基礎を理解します。言語聴覚障害や摂食嚥下障害を引き起こす疾患や治療について学びます。また、人が使用する言語の基礎と特徴を学修します。加えて基礎的な評価法や分析法の知識を獲得するとともに、演習で臨床的態度や姿勢、対象者支援の技能を修得します。言語聴覚障害の原因・症状・評価・支援の理解に加え、科学的、論理的な思考から解決法を導く力を修得します。学内での評価演習を経て、学外の協力施設で行う臨床実習で、コミュニケーションおよび評価に関しての知識・技術、臨床的態度を実践的に学修します。学外の協力施設で、長期にわたる言語聴覚臨床実習 を行います。実習では対象者の評価や支援の実践を 行い、高度な臨床技術の修得や、対象者の背景を理解した支援や家族との関わり、多職種連携までの総合的な臨床能力の修得をめざします。言語聴覚基礎実習リハビリテーションや言語聴覚療法の実際に触れる病院見学実習を行います。言語聴覚士の業務を見学し、言語聴覚士に必要な知識や技能、人間性などについて考えます。言語聴覚総合演習Ⅰ・Ⅱ臨床を想定した実践演習、シミュレーション演習などを行います。言語聴覚療法の流れを体験し、臨床技能や臨床的思考・表現などを再確認します。•言語聴覚士国家試験受験資格高校時代言語聴覚士をめざす!家族に勧められ言語聴覚士を志望。難しそうだけど、新しいチャレンジにワクワク。参加しています。子どもたちと関わることはとても楽しいですし、関わり方の練習になっていると思います。それだけでなく、リーダーとしてボランティアチームをまとめることもあり、周囲とコミュニケーションをはかる大切さも学びました。石津 学習時間を確保するのも大変な中、プラスαのスキルアップに取り組んでいるのは素晴らしいです。それ以外にも、資格取得にチャレンジしていましたね。那賀島 はい。手話講習会(初級)、普通救命講習も修了しました。保育園実習では、手話講習会で学んだ手話を披露する機会がありました。手話の話をして、子どもたちが興味を持ってくれたことが嬉しかったです。2年次前期失語・高次脳機能障害学実際の検査を使って実施手続きを確認。言語聴覚士役・対象者役になってシミュレーション演習で実技を学修。を実感しました。できるだけ子どもたちに合わせて、遊びのお手本を見せたり絵本を持って話しかけたりと関わり方を工夫するようにしました。石津 毎日、保育活動の観察目標や、子どもたちとのコミュニケーションの目標を立てていましたね。目標を持って実習に臨んだことで、言語聴覚士をめざすうえでの自分のコミュニケーションの課題に気づくことができていました。大変有意義だったと思います。那賀島 学内演習や学外実習、課外活動など、いろんな場面で、コミュニケーションの大切さを感じました。言語聴覚士は患者さんへの思いやりや、コミュニケーションが豊かな人が求められていると思います。そのような自分になれるよう、今後も努力していきたいです。那賀島 保育園実習で、ことばの発達には個人差があることや、子どもたちは体験をしながら学んでいくということ専門分野の基礎と深い教養を学修専門知識と技能を修得する言語聴覚療法学を体系的に学ぶ4年間の学びの集大成へ先生方の親身なサポートが大きな支えになっています! 合格率などの実績はまだありませんFeaturesコミュニケーション能力、嚥下能力の改善を探究し続ける力をはぐくむ石津 希代子 准教授那賀島 海樹リハビリテーション学科リハビリテーション学科4年間の学びの流れ国家試験対策 入学後、早期にガイダンスを行い、国家試験に向けた学修計画を提示します。これに基づき1年次から学修習慣を固め、授業では国家試験との関連性を随時、示します。個別指導も行い、効率的な学修ができるよう支援します。また、3~4年次は定期的に模擬試験を行い、試験を用いた学修を進めます。特に4年次は対策講座や相互学習、得意・苦手分野の分析と補講などでレベルアップを図ります。さらに、オンラインでの対策講座やドリル、個別相談体制も整え、試験対策から学生生活全般まで行き届いたサポートを行い、一人ひとりがベストな状態で国家試験に臨めるよう支援します。学生と先生のタイム20211年次後期ボランティア活動に夢中週末や長期休暇は、イベントボランティアに 参加。カヌーや農作業など、子どもたちと 一緒に自然を体験。20232年次後期コミュニケーション演習Ⅱ5日間の保育園実習。授業で学んだ子どもの 発達を、見学を通して再確認。言語聴覚士に とっても大切となる子どもとの関わり方を学ぶ。那賀島さんの成長の歩み手厚いサポートで、安心して学修できた学外実習でコミュニケーションの奥深さを学んだ卒業後の進路国公私立・大学病院などをはじめとする医療機関/介護老人保健施設、 デイケアセンターなどの保健施設/肢体不自由児施設、重症心身障害児施設などの福祉施設/特別支援学校などの教育機関/大学院進学 ほかTALKTALK言語聴覚学専攻
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