処方せんに基づいて調剤したり、患者さんの相談に乗って医薬品を販売したり。ここ白金キャンパスの薬学部1号館にあるのは、薬剤師の活躍の場のひとつである薬局を模した「模擬薬局」!せんが、5年生の薬局実習前に、模擬患者さんを相手に、現場さながらの実習を行います。調剤室や一般用医薬品の陳列棚、カウンターはもちろん、待合スペースもあってリアルそのもの。さらに患者さんの家を模した「模擬居宅スペース」も完備され、いたれりつくせりです。実際の患者さんは利用できま相模原キャンパスの一角には、巨大なドーム型の温室を囲むようにさまざまな植物が植えられたスペースが。実はこれ、薬学部に付属する「薬用植物園」。授業での利用はもちろん、一般にも公開されています。 総面積は6000平米以上、植物の種類は約1000種!になる多彩な植物が栽培されているほか、日本ではここにしかないという南米産ガラナなどの希少植物も。ちなみに写真の黄色い実は「カカオ」、実の中にあるカカオ豆はチョコレートやカカオの原料。なんだかおいしそう?ということで、もちろん大学病院があります。相模原キャンパスに併設されているのは、31の診療科と1185の病床を備える北里大学病院。地上14階建ての本館はとにかく巨大で、屋上にはなんとヘリポートも!漢方薬の原料緊急搬送用のドクターヘリが離着陸す るから。医師や看護師が同乗して救急現場に向かうこともあり、相模原キャンパスの学生たちは時折上空を飛行するドクターヘリを目にして、命の大切さを日々痛感するのです。北里大学は「生命科学の総合大学」。なぜヘリポートがあるのかといえば、北里大学はオリジナルグッズが豊富すぎるほど豊富に揃っているのをご存じですか?「北里ライフショップ」には、そんなキタサトグッズがずらり。ロゴ入りのクリアファイルや筆記具はもちろんのこと、レトルトのカレー、ビーフシチュー、コンビーフといった食品もあれば、焼きショコラ、ドリップコーヒーパックなどの菓子・飲料まで。もはやコンビニ並の品揃えです。ちなみに定番のスイーツ「北砂糖」は学生考案のお菓子。「北里」とうまく掛けたネーミングで人気。 相模原キャンパスにあるその数、約千種類。レアな薬用植物たちドクターヘリがキャンパス上空を飛ぶ豊富すぎるキタサトグッズ病院を併設するキャンパスならではの光景です福島乃亜さん医療衛生学部薬局の中をリアルに再現!佐藤由衣さん薬学部薬学科2年リハビリテーション学科視覚機能療法学専攻4年19模擬薬局で疑似体験15KONETA17KONETA14KONETA16KONETA
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