※記載されている学年は、派遣時の学年です。2223フィリピン英語研修 国際社会学科1年中国語学文化研修 国際社会学科1年韓国協定留学(聖公会) 英語コミュニケーション学科3年台湾協定留学(世新) 国際社会学科3年STUDY ABROADLet’s語学研修で学んだこと今回、中国語学文化研修に参加して現地に行ってみなければわからないことは多いと感じました。メディアの情報だけで物事を判断してはいけないことにも改めて気づくことができましたし、五感を通して現地のことを学ぶため、日本で中国語を勉強しているときとは一味違う、かけがえのない経験となりました。このように、とても充実した日々を過ごし、様々な刺激を受けたことによって、今後の中国語学習に対しての意欲が高まりました。英語への苦手意識が克服できました私は中学生の時から英語への苦手意識を持ち続けていたので、なるべく英語は話さないように、英語を話さなくてはいけないときは誰かに頼っていました。しかしフィリピンでの授業はマンツーマン授業なので、先生と嫌でも話さなくてはいけません。初めは何を話したらいいのか、文法が間違っていて理解してもらえないのではないかなどと思い、焦って頭が真っ白になってしまい何も話せませんでした。しかしそんなときには先生が「Donʼt be shy!」と何度も励ましてくれたので、自分もできる限り英語を駆使して頑張って伝えるように努力したところ、文法が間違っていても先生は理解し、間違いを直してくれました。そのおかげで、恥ずかしがらずに英語を話せるようになりました。また、先生に話したい話題がたくさん出てきて、自分から進んで話すことが多くなりました。授業以外でも充実した日々授業以外でも私のことを気にかけてくださる先生が多く、一緒に食事へ行ったり、フィリピンのお菓子を教えてもらったりと、先生の優しさに驚きました。5週間しかいなかったのに、卒業する時には手紙やプレゼントをいただけたことが、とても嬉しかったです。また、私たちと同じようにフィリピンで英語を勉強する韓国人の友人が多くできましたが、友人との食事やカフェ巡りを通しての交流の時間は、かけがえのない時間となりました。このように楽しい時間を過ごすことができた一方で、私は研修中に顔も腫れてしまうほどのアレルギーを発症し、数日間授業を休むことになってしまったことはとても残念でした。欠席や現地の病院への通院など、大変な思いもしましたが、今となってはいい思い出です。語学研修で学んだことこのフィリピン英語研修を終えて、一番成長したと感じたことは、自分から積極的に英語を話そうと思えたところです。この5週間で、自分の中で英語力がすごく伸びたという実感はあまりありません。しかし、苦手意識すら持っていた英語でのコミュニケーションを自ら進んでとりたいと思えるようになり、英語をもっと話せるようになりたいと強く意識できたことが、研修中の一番の収穫です。今後もこの気持ちを忘れずに、頑張っていきたいです。中国語は学んで使っていくことが上達につながります授業は、月曜日から金曜日まで2週間で9回の授業と1回の試験がありました。最初は、全てが中国語の授業に戸惑いと焦りを感授業に戸惑いと焦りを感じ不安でした。しかし、授業を担当してくださった先生がたは、私たちが聞き取りやすいように口を大きく開けて、ゆっくりと進めてくれたためとてもわかりやすかったです。授業の内容は、日常的に使える単語や表現を重点的に学びました。そのため中国で過ごした2週間の間で、授業で学んだ表現や単語を使う機会はとても多かったです。そして日々新しいことを学ぶたびに、授業後に話せる中国語が増えていくため、自然に中国語を身につけることができました。授業で学んだ料理名を、お昼の時間に食堂の人に注文をした時に、なかなか聞き取ってもらえなかったことは残念でしたが、中国語の難しさを実感し、もっと勉強して練習しなければと思いました。学んで、使ってと繰り返すことができたのは一番良い勉強だと思いました。かけがえのない中国の「朋友」(友達)ができました現地のボランティアの学生の方は日本語が上手だったため話しやすかったです。そのため打ち解けるのにも時間はかからず、楽しい時間をおくることができました。試験前には勉強を教えてもらい、ピンインの難しさに心が折れそうでしたが、最後までしっかりと教えてくださり、自信をもって中国語を話せるようになったと思います。午後の予定がないときや夜ご飯は、ボランティアの学生と過ごしました。日本と中国の文化の違いの話はとても奥が深く、国の違いとは大きいのだなと感じました。ただ自分たちが現地のことを学ぶだけでなく、日本のことを話すことができて、交流することで様々なことが学べることに素晴らしいと思いました。今回交流し、ボランティアをしてくれた人たちは大切なかけがえない友達になりました。協定留学で学んだことコロナ禍での留学だったので、大変なことも多い留学でしたが、それ以上に楽しさや自分自身の成長を感じることができる留学でした。留学の経験をしてから、自分が将来どのような仕事に就きたいのか、どのように社会に貢献していきたいかをより考えられるようになったと思います。留学で得られた経験や語学力を活かして、就職活動に励んでいきたいです。協定留学で学んだこと来年の春からいよいよ就職活動が始まりますが、自分はなんのために働くのか、自分はなにがしたいのかなど、日本にいたときよりも広い視野で考えることができました。この留学で受けた恩をこれからの自分の人生で返していけるように頑張ろうと思います。失敗を恐れず、積極的に授業に参加することの大切さ台湾に来たばかりの時は、先生の話す中国語があまり聞き取れなかったり、自分の伝えたいことが上手く伝わらなかったりしたため、大変だと感じる時も多かったです。しかし、たくさん授業の予習と復習をし、現地の学生と交流し、会話をしていくうちに、中国語がかなり聞き取れるようになり、大変だと思っていた中国語の授業も楽しいと思えるようになりました。秋学期はパワーポイントで日本の文化や行事についての発表やスピーチをする機会も増えていき、自分の語学の上達を感じることができました。この留学を通して、失敗を恐れず、積極的に授業に参加することの大切さを学ぶことができました。1年間の留学を支えてくれた友人たち留学を通じて、一番嬉しかったことは色んな国の留学生、現地の学生と友達になれたことです。1年間の留学を頑張れたのは、現地の友達やランゲージパートナーの支えがあったからだと思います。辛い時や寂しい時は一緒にいてくれたり、中国語を教えてくれたり、美味しいご飯屋に連れていってくれたりしました。自分の国の美味しい食べ物を紹介したり、お互いの国の印象について話したりする時間はとても楽しかったです。この留学で出会った人たちとの交流は、自分にとってかけがえのない経験になったので、今後もこの繋がりを大切にしていこうと思います。協定留学で目にしたもの私は今回の6ヶ月にわたる留学生活を通じて様々なことを学び、見直すべき点も多く見つけることができました。留学中には様々ができました。留学中には様々な出来事が起きました。中でも一番大きな事件といえば、セウォル号事件だと思います。その事件を通じ韓国社会の闇の部分やを通じ韓国社会の闇の部分や改善すべき点、そしてその被害者家族を中心として起こった政府に対してのデモ運動などを代表する行動力や韓国人の団結力などを間近で見ることができました。恵まれた環境で学んだ日々留学生活を通じて知り合った韓国人学生や飲食店の社長さんなどの人柄に励まされたことも多くありました。私が知り合った多くの韓国人は留学生である私たちに親切にしてくれ、ひとつでもいい思い出を作っていってほしいと尽くしてくれました。特に日本語学科の学生達は、校内で会うと韓国語、日本語どちらでも挨拶をしてくれて、とても嬉しかったです。また、語学堂の先生方や聖公会日語学科の教授方にも大変お世話になりました。語学堂の先生方には、1学期に2回ある1対1で行う相談の時間に韓国語の学習方法や生活、また帰国してからの就職活動についてなど幅広い事柄について相談に乗っていただきました。語学堂の修了式で皆勤賞と成績優秀賞を同時に受賞し、また7月に韓国で行われた韓国語能力試験(TOPIK)5級を、4級の授業を聞いていた私が取れたことは語学堂の先生方の支援なしにはできなかったことであると思います。自分自身も多くのことを考える機会になった留学でした。参加学生コメント
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