学園の教育理念現代は、「表面的なhappy」vs「内から湧き出るjoy」の違いの考察の時ではないでしょうか! 女子教育に 大いなる理解を示した新渡戸稲造が、援護した河井道(恵泉女学園 創立者)は、まさに、『種を蒔く人になりなさい』の実践であります。 「優雅な感情を養うは、他人の苦痛に対する思いやりを生む。 しかして他人の感情を尊敬することから生ずる謙遜・慇懃の心は礼の根本をなす」&「欣然たる面貌、快然たる微笑をもて」(新渡戸稲造)は、「教育の原点」ではないでしょうか!初代日本YWCA総幹事として世界を歴訪するなど、世界を舞台に活躍した河井道は、1929年に恵泉女学園を設立。当初から、「聖書」「国際」「園芸」という3つの正課を取り入れました。「聖書」の教えを基にした宗教教育、世界にも目を向けられる、広い視野を養う「国際」、自然を慈しむこころを育てる「園芸」。河井が平和への想いを込めたこの「3つの礎」は、設立から90年以上経った今でも、脈々と受け継がれています。卒業生は異口同音に、「恵泉で受けた教育は本当に良かった」と言います。「他人と比較せずに自分を大切にできた」「自由な校風で個性を育ててくれた」「女性を輝かせる正に人間を育てる学校だった」等々。創立者河井道の「第一に自己を尊重する……第二には他の人を尊敬する」信仰は、時代を超えて人を活かしています。あなたも恵泉で、生涯の宝となるキャンパスライフを送ってください。そして自分を本当の姿に輝かして生きる、あなたの「ものがたり」を創ってください。恵泉女学園は、キリスト教信仰に基づき、神と人とに仕え、自然を慈しみ、世界に心を開き、平和の実現のために貢献できる女性を育成する。学園長廣瀬 薫43恵泉女学園普通部設置認可される(東京府牛込神楽町)世田谷区船橋に校舎移転信和会(学生自治会)が発足高等部(文科・家事科)新設高等女学校、設置認可恵泉の山家(御殿場市)開設高等部に園芸科増設恵泉女子農芸専門学校、設置認可恵泉女子農芸専門学校、小平に移転恵泉女学園専門学校と名称変更、農芸科および英文科設置短期大学(園芸科・英文科)開学恵泉女学園、学校法人に改組園芸科を園芸生活科に改称園芸生活科、神奈川県伊勢原市に移転英文科を英文学科に改称園芸生活科を園芸生活学科に改称短期大学に専攻科(園芸学専攻)開設創立者河井 道(1877-1953)理事長樋野 興夫1986年1988年1998年1999年2001年英文学科、多摩に移転大学人文学部(日本文化学科・英米文化学科)開学大学人文学部国際社会文化学科開設短期大学英文学科廃止大学人文学部人間環境学科開設大学院人文学研究科設置短期大学を「恵泉女学園園芸短期大学」と名称変更大学人文学部(日本語日本文化学科・英語コミュニケーション学科・文化学科)改組、人間社会学部(国際社会学科・人間環境学科)開設園芸短期大学廃止大学院人間社会学研究科開設大学院人間社会学研究科廃止大学院平和学研究科開設大学人間社会学部に社会園芸学科開設文化学科を歴史文化学科に名称変更人間環境学科を現代社会学科に名称変更人文学部(日本語日本文化学科、英語コミュニケーション学科)、人間社会学部(国際社会学科、社会園芸学科)2学部4学科11コースに改組2005年2007年2009年2013年2014年2017年理事長・学園長メッセージ沿革1929年1930年1932年1934年1935年1941年1943年1945年1946年1947年1950年1951年1962年1965年1970年1973年1976年「内から湧き出るjoy」〜 快然たる微笑 〜創立から93年今も受け継がれる想いあなたの「ものがたり」を創るキャンパスライフ神を畏れ 人を愛し いのちを育むKeisen History
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