恵泉女学園大学 CAMPUS GUIDE 2023
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4年制大学卒業者以外にもpoint2point3英語と小論文の選択制です。希望者は、両方受験することもできます。日本語教員養成課程の修了者、またはそれに準じる者を対象に、さらなるスキルアップと日本文化へのより深い理解を図る「日本語教育」コースと、グローバル化とともにその必要性が高まる“多文化共生”の実態と課題を追究する「文化交流論」コースで構成されています。各コースの科目群は相互に補完し合っており、従来の学内領域の枠組みにとらわれない“開かれた人文学的知”による人間理解をもって、多文化共生の実現に向けてグローバルに思考し、実践的に貢献できる人材の育成をめざします。大学院生からのメッセージ学部生時代、韓国へ留学したことで韓国に興味をもち、日本との歴史的な問題や社会問題の学びを深めたいと思い、大学院へ進学。現在は平和学を研究しています。平和学は、紛争回避や平和を希求する学問ですが、身近な生活にも関係しています。そのため、常に問題意識をもつようになりました。大学院の授業は、意見交換を行う対話形式で進められることが多く、先輩や社会人の方とのディスカッションや経験談を聞くことは、自分の視野を広げる機会になっています。将来は歴史関係の仕事に就き、研究や語学力を活かしたいです。恵泉女学園大学大学院は、本学園の建学の理念に基づき、高度の専門の学術に関して、その研究方法、理論および応用を教授・研究し、もって真理と平和を愛し、国際的視野に立って、文化の進展に寄与するとともに、人類の福祉と世界の平和に貢献できる人を育成することを目的としています。大学院進学4つのポイント資格審査に合格した学部の成績優秀者は、4年次に科目等履修生として、大学院の授業を10単位程度履修することで、大学院進学後1年での大学院修了が可能となります。募集定員5名(修士課程)大学卒業相当の実社会経験をおもちの方は、審査のうえ、受験を認めています。詳しくはお問い合わせください。世界各地で多くの人が、不安な生活を余儀なくされています。戦争や武力紛争、軍事体制の強化といった「直接的暴力」と、経済格差、差別・人権侵害、環境破壊といった「構造的暴力」が主な要因です。植民地主義のような歴史的背景、宗教的・文化的不寛容などの「文化的暴力」が関わっていることも少なくありません。問題解決に向け、広い知識と多様な視点、実践的な方法を修得し、積極的に平和の創造に取り組む人材の育成をめざします。働きながら大学院に通う社会人を対象に、本来の標準修業年限(2年)を超えて3年間または4年間での修学を可能とする制度です。募集定員7名(修士課程)41人類の福祉と世界の平和に貢献できる人にpoint1小論文で受験が可能多文化交流に貢献する人材を育成学部から大学院までの5年制受験機会を平和を創造する実践的な知見を修得大貫 里沙平和学研究科平和学専攻人間社会学部 国際社会学科卒業(東京・都立小平西高等学校 出身)point4長期履修制度対話形式の学びで視野が広がります人文学研究科[ 文化共生専攻 ]平和学研究科[ 平和学専攻 ]大学院進学

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