恵泉女学園大学 CAMPUS GUIDE 2023
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287,000㎡のオーガニックファーム豊ヶ丘商店街の「健幸つながるひろば とよよん」地元のファーマーズマーケットに出店生活園芸Ⅰ1年次の生活園芸Ⅰの授業では、農薬などを使わず自然の力で12種類の野菜と花を育てます。それまでは園芸の経験もなく、環境問題と聞いても、具体的に何をどうすればいいのかわかりませんでした。それでも、授業を経て自分たちの収穫したさつま芋の味は、今まで食べたことのないほど甘く、自然の力を実感。環境を大切にしていきたいという想いが芽生えたと思います。身近な場所に生態系が守られている畑があり、実際に作業を通して体感したことで、自分たちにできることは何か。具体的なイメージとしてとらえることができるようになりました。本物に触れたからこそ見つけられた学びだと思います。恵泉のキャンパス内には教育機関として初の有機JAS認証を取得したオーガニックファームがあります。そこで1年生は必修授業「生活園芸」を行い、野菜や花を自分たちの手で栽培。苦労や収穫の感動を仲間や家族と共有します。その経験をベースに、地域社会との交流へと発展させていきます。こころを豊かにし、人と人との輪を広げていく、一歩進んだ園芸をめざします。恵泉のキャンパスがある多摩は自然の豊かさが魅力です。地域で行われる農業関係者と市民との交流イベントに恵泉の学生がボランティアスタッフとして参加したり、地元のファーマーズマーケットでオーガニックショップを出店したり、園芸を通じて地域に根ざした活動も行っています。大学近隣にある豊ヶ丘商店街でのコミュニティガーデン活動は、2020年秋「緑の環境プラン大賞コミュニティ大賞」を受賞しました。自然との出会い鬼海 はな国際社会学科2年(東京・大東文化大学第一高等学校 出身)園芸の学びを通して、環境問題を考える人と人、人と自然をつなぐ恵泉の「生活園芸」地域とつながり、人と人をつなげるStory学びのフィールドは自然が近い、

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