女子美術大学 女子美術短期大学 大学案内2025
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自由で寛容な環境で自分だけの表現を追求する。絵を描かない、美大生として美大進学を決めたのは、高校3年生の夏。絵を描いたことはなかったのですが、美術を幅広く学びたかったこと、映画・音楽・演劇と、自分のやりたいことが全部できることから、アートプロデュース表現領域に進学しました。すでに美術の基礎を学んできている周りの学生とのスタートラインの違いは正直不安でしたが、どんな表現も受け入れてくれる寛容な環境で、「小説」という表現を追求しています。入学前になりたかった自分に近づけている実感アートプロデュース表現領域は、とにかく「自由」です。どの課題も表現方法は自由。さらに、表現しない自由があるということも初めて知りました。また、高校時代から取り組んでいた演劇の脚本執筆を生かし、専攻内で有志の劇団(劇団てのひら)を立ち上げ女子美祭で旗揚げ公演を成功させるなど、授業以外でも充実した日々を送っています。美大で小説表現というのは遠回りのように感じられるかもしれませんが、ここで学んだこと、見た風景、得た出会いのすべてが今の私を形づくっています。そして確実に、入学前になりたかった自分に近づいています。アートプロデュース表現領域2年 見上 空さん(取材当時)※アートプロデュース表現領域は、2024年4月よりクリエイティブ・プロデュース表現領域に名称変更盛岡白百合学園高等学校(岩手県)出身

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