実践女子大学 GUIDEBOOK 2026
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[ CASE STUDY ][ THEME ]紙のおもちゃを手軽に印刷できる子育てアプリ“at Claps”の新コンテンツ考案17JISSENSTORYPICKUP!どんな提案をした?どんな気づきがあった?将来へつなげたいことは?生活文化学科幼児保育専攻井口 眞美教授 生活科学部 生活文化学科 幼児保育専攻 4年(埼玉県 川口市立高等学校出身)幼児保育専攻3年(後期)対象の当該授業では、4年次の教育実習(幼稚園)に向け、模擬保育や幼稚園長、OG保育者等からの講話を通して保育の実践力を養っています。担当者の方々と「一人で考えるのは難しいだろうから、グループでアイデアを持ち寄って作品を完成させよう」と計画しました。しかし、学生が予想以上に素敵なアイデアを生み出していく様子を見て、予定変更。各自でコンテンツを考案することにしました。学生たちは、豊かな発想力、創造力、自己表現力等、専門性を発揮し、コンテンツ提案に取り組んでいました。アプリでより多くの方々に活用されるのがとても楽しみです。「どの家庭にあるもので作れる」「遊びながら楽しく学べる」と考えると難しい課題でした。教育実習の経験を元に、発達段階に合わせた遊びを考えました。私は、3~5歳児向けにトンボ型の眼をくりぬいて覗く「トンボの眼鏡」を考案しました。保育教材が書籍ではなくアプリで、コンビニエンスストアでも印刷できるという視点はプロならではで、斬新でした。おうち時間を豊かに過ごす大切さを改めて考えました。また、施設で働く保育者としてだけではなく、アプリや他の媒体の発信者としての貢献もできることに気づきました。これまで、子どもたちの家での過ごし方に目を向ける機会がなかったので、新たな気づきを得ました。今後は経験を重ねて、保育者として保護者の支援に関わることが目標です。株式会社シーイーシー様が取り組む子育てアプリ“at Claps”のコンテンツの考案授業担当者のコメント幼児教育法JISSEN × 企業連携先輩たちの成長ストーリーQ.Q.Q.JISSEN WOMEN'S UNIVERSITY03

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