実践女子大学 GUIDEBOOK 2026
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JISSEN世界を変える、行動する[ CASE STUDY ][ THEME ]どうすれば遺書動画サービス「いたこと」を広く知ってもらえるのか16JISSENSTORYPICKUP!どんな提案をした?どんな気づきがあった?将来へつなげたいことは?文学部国文学科社会連携推進室長深澤 晶久教授 企業からの課題に対し学生がグループワークを重ね、企画をプレゼンテーションし、それを企業が評価するというPBL(Project Based Learning)形式の演習科目です。「主体性」を磨くとともに、リーダーシップやファシリテーションを体験し、身につけることを目的としています。授業担当者のコメント2024年度から新たにスタートした講座は、テレビ東京様の番組と並行して行われる極めてリアリティ溢れる講座です。そして、根底に流れるテーマは、今の時代に最も必要な視点であり、力でもあるイノベーションです。地域再生を考えながら、様々なフィールドで活躍されるゲストを交えながらの航海を続けました。最後は、4つの企業や組織に関する課題解決に向けた取り組みを行い、番組でも取り上げていただきました。生活科学部 現代生活学科 3年(埼玉県 栄北高等学校出身)高齢者を利用対象とした遺書動画の活用について、高齢者と若者が地域で交流する場が限られている現状や、高齢者ドライバーによる交通事故の増加に注目し、自動車ディーラーでの利用を提案しました。遺書は女子大生からかけ離れたテーマで初めは困惑しましたが、家族への感謝を伝えるものだととらえました。大学生の視点も企業に提案できて、社会貢献につながることを感じました。授業をきっかけに、今は週に1回「いたこと」の事務所で企画に携わっています。大学生でも企業に提案でき、社会貢献につながることを実感したので挑戦していきたいです。テレビ東京の番組『田村淳のTaMaRiBa』とのコラボ授業。地域創生や課題解決に取り組み、最終発表を番組で放送オープン講座aJISSEN × 企業連携Q.Q.Q.GUIDEBOOK 202602

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