実践女子大学 GUIDEBOOK 2025
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世界を変える、行動するJISSEN01実践女子大学学長 難波 雅紀 実践女子大学の学祖下田歌子は、明治政府の命を受けた欧米視察で女子教育充実の必要性を痛感したことで「女性が社会を変える、世界を変える」を建学の精神としました。この精神は、国際性や多様性を重んじる現代の教育方針にも通じるものです。2024年に創立125周年を迎えた本学では、下田の精神を受け継ぎ、変化し続ける時代の中で学生一人ひとりが多様な学びによって豊かに成長できるように、さまざまな教育施策を実施しています。  授業では、学生が⾃ら問いを発し、他者との協働によって問題を解決し、その結果を社会に発信していく経験を多く積めるよう、企業と連携したPBL等の社会連携科目を拡充させています。 また、充実した留学先や語学力を活かした国内外でのインターシップ等の多彩なグローバル体験をとおして多様性を深く理解し、多角的な視点から物事に取り組むことができる実践力を養っていきます。そこで、これらのプロジェクト等に参加しやすくするために、クォーター制を利用した「プロジェクトターム」を導入しました。 2024年度スタートした国際学部国際学科と人間社会学部ビジネス社会学科、社会デザイン学科に加えて、さらに、2025年度からは日野キャンパスで環境デザイン学部をスタートさせます。新学部ではプロダクト、アパレル、建築を統合していく総合的デザイン分野、「モノづくり+ヒトづくり+コトづくり」を基軸とした「コミュニティデザイン・共創デザイン」分野を学ぶことができます。 今後も、本学は、国際性あふれる渋谷と地域に密着した日野という、個性的な二つのキャンパスで、「実践の実践」と呼ばれるに相応しい実践的な教育を展開させていきます。変化し続ける環境の中で、社会を変革していくチャレンジ精神を持った学生を育成する。WECHANGE

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