諸科学の研究をとおして、地域及び国際社会の発展に寄与するとともに、高度な専門知識と豊かな教養を身につけた有為な人材を育成すること。石巻専修大学では、建学の精神、大学の理念(21世紀ビジョン)に基づいて、幅広い教養と専門的知識を持ち、情報収集力と情報発信力及び専門的能力、主体的な行動力と社会の諸課題解決への姿勢、創造的思考力と研究遂行能力を身に付け、各学部・学科が求める学習成果を上げた者に学士の学位を授与する。なお、身に付けるべき具体的能力を以下に示す。[ 知 識・理 解] ① 幅広い教養と専門的知識[ 汎 用 的 技 能] ② 情報収集力と情報発信力及び専門的能力[態度・志向性] ③ 主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢[統合的な学習経験と創造的思考力] ④ 創造的思考力と研究遂行能力社会の諸問題に、自分の役割を自覚して取り組むために、生涯にわたって学び続けることができる人。石巻専修大学は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した4項目の能力について、学部・学科の教育上の目的を達成するために必要な授業科目を開設し、教育課程を基本教育科目と専門教育科目から体系的に構成する。授業は講義・演習・実験・実習・実技の様々な方法・形態等により行い、学生が主体的・能動的に学ぶことができるものとする。① 教育課程の編成に当たり、基本教育科目は、幅広い教養及び総合的な判断力を養い、豊かな人間性を涵養することを目的に、スキル養成科(スキルの体系)を身に付け、実社会で活躍するための能力の修得を目的として、編成する。② 教育課程の実施に当たっては、学生個々人の主体的で活発な勉学意欲を促進し、地域社会に根ざし、他者との協働を重視した実践的な教③ 成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各科目に掲げられた授業の狙い・目標に向けた到達度を目安として、知識・理解1.本学の建学の精神である「社会に対する報恩奉仕」と、それを現代的に捉え直した21世紀ビジョンである「社会知性の開発」を理解したうえで、2.高等学校における学習によって、本学での学修に必要な基礎学力を有している。(知識・技能)3.物事を複数の視点から多面的に考察し、合理的な判断を導くことの大切さを理解している。(思考・判断・表現)4.「現代の国語(国語総合)」で到達すべき程度の言語能力をそなえ、自らの考えを的確に表現できる技能がある。(知識・技能)5.社会、教育、文化、人間、自然科学、工学技術などにかかわる諸問題に深い関心を持ち、社会に積極的に貢献する意欲がある。(関心・意欲)6.他者の立場や考えを理解し多様性を尊重する意思を持ちながら積極的に他者とかかわる意欲がある。(関心・意欲)以上に示す入学時に問われる能力を広い視点から評価し、個々の学生がもつ多様な能力を評価できる入学者選抜制度を設ける。【幅広い教養と専門的知識】① 高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を持っている。【情報収集力と情報発信力及び専門的能力】② 物事を複数の視点から考察し、自分の考えをまとめ、表現できる能力を持っている。【主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢】③ 社会の諸問題に関心を持ち、他者の意見も尊重し、主体的に学ぼうとする姿勢・態度を持っている。① 求める学生像を踏まえて、複数の受験機会や多様な学生を評価できる入学者選抜制度を設ける。② 入学前の学習歴、学力水準、能力等に応じた判定は、学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と③ 試験問題に関して、出題のねらいを明確にする。目、社会性養成科目、教養力養成科目を開設し、専門教育科目は、各学部各学科に関わる高度な専門の知識及び技能(スキル)並びに技術育を、少人数を基本に実施することによって、知識・技能ならびに技術の定着を図る。のみならず、思考・判断や関心・意欲なども加味して多面的に行う。本学での学びを強く望んでいる。(学修態度)協働して学ぶ」)を多面的・総合的に把握するために、面接、小論文、調査書、志望理由書、筆記試験などから複数を各入学者選抜制度に組み入れて行われる。全 学 部石 巻 専 修 大 学 の 組 織教育研究上の目的(学則第1条)卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)養成する人材像教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)求める学生像入学者選抜の基本方針大学院附属施設社会に対する報恩奉仕社会知性(Socio-Intelligence)の開発諸科学の研究をとおして、地域及び国際社会の発展に寄与するとともに、高度な専門知識と豊かな教養を身につけた有為な人材を育成すること。(学則第1条)本大学の目的及び使命に基づき、学術の理論及び応用を教授研究し、その精深を究めて、地域並びに国際社会の発展に寄与すること。(大学院学則第1条)社会の諸問題に、自分の役割を自覚して取り組むために、生涯にわたって学び続けることができる人社会の諸問題に、自分の役割を自覚して取り組むために、生涯にわたって学び続けることができる人材を、「実践的な教育」によって育成すること。建学の精神大学の理念(2 1世紀ビジョン )大学の目的養成する人材像(本学が 輩出すべき人材像)教育目標学 生 第 一 主 義学 校 法 人専修大学 理 事 長石巻 専修大学 学長学 校 法 人専修大学 総 長 専修大学の歴史は、米国留学から帰国した創立者たちによって明治13年(1880年)に創立された「専修学校」に始まります。建学の精神は、「社会に対する報恩奉仕」ですが、この言葉には創立者たちが高等教育によって社会の骨格を支える有為な人材を輩出していこうとする熱き思いが込められています。専修大学も石巻専修大学も、この建学の精神の下に教育・研究を行っています。 本学の21世紀ビジョン「社会知性の開発」は、今日の社会状況の中で建学の精神を具 現化しようとしたものです。入学した学生が 在学中、「社会知性の開発」を担いうる知力と人間力を身につけることが重要だと考えています。 石巻専修大学は、理工・経営・人間学部の3学部7学科、2大学院研究科を擁する高等教育機関です。各学部・大学院では少人数教育を導入し、実験・実習はもちろん、地域との連携プロジェクトなど多彩な教育プログラムを展開しています。さらに3学部を有する強みを活かして、学科間ジョイント・プログラム、公認会計士や公務員の合格に向けた試験 対策支援、国際交流プログラムの提供と、学生の皆さんの挑戦を様々な形でサポートしております。本 学は、教職員一丸となって、学際的に思考ができる、そして社会の諸課題解決に活用できる知識・技 能を修得した人材の育成を図り、「地域に根ざして世界に尖がった大学」の実現を目指します。 石巻専修大学は学校法人専修大学の一翼として、創立145周年を迎える専修大学の基盤である建学の精神「社会に対する報恩奉仕」と、その今日における具現化としての21世紀ビジョン「社会知性の開発」を共有し、「社会の諸問題に、自分の役割を自覚して取り組むために、生涯にわたって学び続けることができる人材」を育成します。 地方都市である石巻に位置する、比較的小規模な大学としての特色を活かし、学生一人ひとりの個性を大切にする「学生第一主義」を基本とする大学運営を進めています。建学の精神を胸に、学生一人ひとりが明確な問題意識を持ちながら、それぞれの夢の実現に向けて羽ばたくよう、学生の自主的な活動を支援しつつ、石巻と近隣市町の方々との連携によって、統合的な学習経験と創造的思考力を育む、成長する学びのスタイルを実現する「社会実践教育」を進めています。 また本年度より、学生の学修環境と学修支援を充実させる大学改革を進めるべく取り組んできた「第1次中長期ビジョン(2020〜2024年度)」を受け、さらなる発 展を目指し 、「 第 2 次 中 長 期ビジョン( 2 0 2 5 〜2 02 9年度)」に基づく改革に取り組んでまいります。建学の精神と理念に基づく大学ブランドスローガンとして掲げる、「地域に根差して世界に尖った大学」を堅持しつつ、その具体的な意図を示すサブスローガンとして「〜地域とともに学生と地域社会の未来をつくり、社会から真に必要とされる大学を目指す〜」を掲げ、教育・研究活動を通じて地域課題の解決に貢献することを目指し、地域社会との連携をさらに深化させ、教育・研究活動の成果の積極的な発信を実 践する改革を進めてまいります。第 2 次中長期ビジョン( 2 0 2 5 〜 2 0 2 9 年度)教育・学 生支援関連行動目標①学生支援の強化による学生活動実績の向上②地域連携による社会実装と地域教育の強化③社会実践教育の全学的な拡充阿 部 知 顕日 髙 義 博松 木 健 一関連機関社会知性(Socio-Intelligence):専門的な知識・技術とそれに基づく思考方法を核としながらも、深い人間理解と倫理観を持ち、地球的視野から独創的な発想により主体的に社会の諸課題の解決に取り組んでいける能力学校法人 専修大学専修大学石巻専修大学専修大学附属高等学校専修大学松戸中学校・高等学校専修大学北上高等学校専修大学熊本玉名高等学校理工学研究科経営学研究科理工学部経営学部学部人間学部修士課程物質工学専攻生命科学専攻博士後期課程物質機能工学専攻生命環境科学専攻修士課程経営学専攻博士後期課程経営学専攻生物科学科/機械工学科/情報電子工学科経営学科/情報マネジメント学科人間文化学科/人間教育学科8988石 巻 専 修 大 学 の 教 育石 巻 専 修 大 学 からみなさんへ
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