今井 美音 Mio Imai齋藤 琉葵 Ruki Saito57学科・専攻 看護学科内定先 日本医科大学武蔵小杉病院学科・専攻 リハビリテーション学科 作業療法学専攻内定先 医療法人社団 青木末次郎記念会 相州病院 教育体制が整っており、 最新の医療設備の下で働きたいと考えていたため、 大学病院を中心に就職先を探し、 3 年次の 1 月頃から平日は実習に、 休日は説明会や院会に参加し、 また、 サポートアドバイザーの先生に私自身がやりたい看護と病院の特徴が一致しているのか、 履歴書に書く内容などを相談して就職活動を進めました。 様々な実習や患者さんとの関わりを通して、 母性看護や小児看護にとても興味を持ったため、 大学病院の中でも周産期医療に力を入れている病院を調べ、 就職先の病院に出会いました。 説明会や病院見学会に何度も参加しましたが、 そのたびに 「ここで働きたい」 という思いが強くあったため、就職先として決めました。 座学や実習を通して 「個別性」 を大切にすることを学んだため、 就職しても患者さんの 「個別性」 を意識した看護、関わりができる看護師になりたいです。備をはじめました。 採用試験を受けるにあたり、 履歴書・面接カードの提出があり、 試験は面接と小論文だったため、キャリアセンターの方や先生方に文章の添削や面接練習など、 様々なサポートをしていただいて5月に採用試験を受けて内定をいただきました。 同院は、 県内でも分娩件数が最も多く、 さらに県内で唯一の総合周産期母子医療センターです。私にとって、 理想的な環境が整っているこの病院以外に選択肢はなかったので、 希望する病院に就職できて満足しています。なのは、 看護師になりたいという想いを大事にし続けることだと思います。 よく「助産師課程は大変ですか?」 と聞かれることがあります。 確かに、 命を預かり、 人の一生を支える職業である以上、 責任は重く、 決して楽とは言えないと思います。 しかし、 看護に限らずどんな職業であれ、 努力は必須ですし、夢を叶えることに大変さはつきものです。 色々な生き方の背景や、 価値観を持つ人と出会い、「人対人」だからこそ難しさを感じる場面もあります。 しかし、 だからこそ奥が深く、 看護・助産を学ぶ楽しさが大変さを上回ります。 実際に患者さんや、 母親・父親・看護師と関わることでやりがいを感じることができます。 それが、この道の魅力の一つだと思います。 頑張ってください! 私は講義を通して精神領域を専門として地域で活躍する作業療法士になりたいと思っていました。 一方で、 実際の臨床現場で患者さんの入院から退院までの治療と回復過程を学び、 理解していないと地域で患者さん一人ひとりに適した作業療法は提供できないのではないかという疑問がありました。 その疑問をゼミの先生に相談し、 自宅から通勤可能な病院・施設や希望する精神領域に進んだ卒業生がどのような病院・施設を選択したのかなど、 実績のある病院の情報を提示していただき参考にしました。 相州病院では退院後のデイケアや就労 支 援などを行う関 連 施 設が多いため、 患者さんの入院期間だけでなく退院後の生活に対しても関わることが可能であることから患者さんの生活も見据えた作業療法を提供することができるのではないかと思い就職先に選びました。GUIDE BOOK 2026
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