37世界作業療法士連盟(World Federation of Occupational Therapists:WFOT)認定校 WFOT とは、1952 年に設立された作業療法士の国際機関のことを指し、各国の作業療法士協会と連携して、国際協力の推進、作業療法の技術向上への活動を行っています。 作業療法学専攻は、カリキュラム・教員数・臨床実習時間などの項目で、厚生労働省が定める基準よりさらに厳しい基準をクリアし、WFOT の定めている作業療法士の教育水準を満たしていると認められた WFOT の認定校です。 WFOT 認定校である本学の作業療法学専攻を卒業すると、WFOT 加盟国である世界 71 カ国で作業療法士として勤務する場合や青年海外協力隊として海外で活動する際に必要な教育課程を修了していると認められ、作業療法士として国際的に活動する道が拓けます。少人数教育の実践 作業療法学専攻では 1 学年 30 名と、教員の目が行き届く環境に加え、ディスカッション形式やグループワーク形式の講義や演習を多く配置することで、医療従事者に求められるコミュニケーション力を伸ばせる環境を整えています。また、少人数教育ならではの学生と教員の距離の近さや学生間の距離の近さはアットホームな雰囲気を生み出し、分からないことをすぐに教員に質問でき、学生間でお互いを高め合うことができる環境になっています。充実した実習環境 学外で行われる実習(臨床実習)は、合計で 20 週間以上にも及びます。東京医療学院大学では、学生が安心して実習に臨めるように、実習前セミナーや外部講師を招聘してのOSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)※を実施しています。また、本学教員と実習指導者による合同会議や実習指導者と学生との面談も行うことで、大学と実習施設との連携も強化しています。 実習施設の所在地は大学が位置する多摩エリアを中心に、非常にコンパクトにまとまっています。※OSCE: ペーパーテストによる知識重視の教育ではなく、判断力・技術力・マナーなど実際の現場で必要とされる臨床技能の修得を適正に評価する方法作業療法学専攻の特色国家試験受験資格作業療法士FeaturesGUIDE BOOK 2026取得可能資格Qualification
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