東京医療学院大学 GUIDEBOOK 2026
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専門基礎科目教養科目専門科目理学療法学専攻IYGUIDE BOOK 2026   PHYSCALTHERAP※赤字は選択科目31地域理学療法学やそれまでに学修した内容をもとに、通所リハビリテーション事業所や訪問リハビリテーション事業所の見学を通して、地域におけるこれらの事業所の役割と機能を学ぶとともに、理学療法の業務に補助的に関わることを体験します。「理学療法士になりたい」想いを支え、人に優しく、社会に貢献できる理学療法士の育成を目指します。理学療法の対象である「人」を支援するためには、自分を含めた「人」について興味を持つことが大切です。医療、心理、福祉など多角的に人についての幅広い知識を学び、コミュニケーション力を向上させ、他者を理解し、人に優しく寄り添うことができるようになります。また、スポーツや地域活動を通した、心身の健康づくりや地域の様々な人との交流の機会もあります。さらに学年が進むと、これまでに学んだ基礎知識に各専門の学問を発展させて統合し、理学療法士として、科学的根拠に基づいた対象者の評価、理学療法治療が実践できるように学んでいきます。また、リハビリテーションをより専門的に発展させるための科目を設定してありますので、皆さんの興味に合わせて、生活機能、認知症、スポーツ傷害、AI・ICTの活用などについての知見を深めることもできます。大学での 4 年間は、理学療法士になるための入り口にすぎません。理学療法士になってからの人生の方が圧倒的に長いので、対象者の QOL を支援する理学療法士自身の QOL が低くては良い支援ができないと思います。ワーク・ライフバランスを考えながら、自分も周りの人も幸せになり、また、自分の理想の理学療法士に向かって成長し続けられるようにその素地を作ります。履修科目一覧基礎理学療法学●理学療法学総論 ●卒業研究Ⅱ臨床実習●総合臨床実習(理学療法) 総合臨床実習(理学療法)大学での学修の集大成として、臨床実習に臨み、多職種との連携やキャリア形成にも視野を広げ自己研鑽する姿勢を身につける●地域理学療法実習(理学療法)10 週間(学外)にわたり、評価から治療までの一連の理学療法を実践することで、評価から効果判定までに必要な知識と技術を修得します。その過程では、状況に応じて臨機応変に治療内容を変更する柔軟性や、リハビリテーションゴールと評価結果に基づいて短期及び長期の治療計画を設定する力も高めるほか、入学以来の集大成として、「人に優しい」心での対応を確実に身につけます。理学療法学専攻教授吉井 智晴ChiharuYoshii学内での講義は「理学療法学総論」のみであり、総合臨床実習、地域理学療法実習により実践力を高めます。対象者の社会復帰あるいはその人らしい生活の構築に向けた支援をし、理学療法士が専門職者として地域で働くイメージを持つことができるようになります。また、キャリア形成にも視野を広げ、生涯にわたり学修し自己研鑽していける素地を作ります。地域理学療法実習Curriculum学びの Point講義P i c k u p !P i c k u p !Gu id el ineLe ss onPickup44年次年次

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