学生サポートST9GUIDE BOOK 2026 TUDENTSUPPOR医療を学び国家資格を取得する上で欠かすことのできないのが、実際の医療の現場で行われる実習です。東京医療学院大学は、学生の知見を広げ、実習を通して自身の将来を考えることができるようになることを目的として、地域に根差した様々な規模・特色を持つ実習施設で実習を行っています。実習前に本学教員と実習指導者との合同会議を行い、実習期間中も教員が実習施設を訪れるなど、学生が不安になったり悩んだりすることがないようにしっかりとサポートを行います。また、実習施設は大学が位置する多摩エリアを中心に、非常にコンパクトにまとまっていることも特徴です。(1 都 3県に位置する実習施設が看護学科では 100%、リハビリテーション学科では 96%。ともに 2024 年度実績)東京医療学院大学は、1 年次から 4 年次までを 1 つのキャンパスで過ごします。キャンパスはコンパクトですが、看護学科・理学療法学専攻・作業療法学専攻それぞれが、保健医療の専門職者となるために欠かせない演習(学内実習)を行うための、充実した設備を備えた専用の実習室を完備しています。小規模大学ながらも図書館の蔵書は 25,000冊(うち 9 割は医学系の本)を超え、専門のジャーナル紙や医学専門書にアクセスできる専用 PC も設置し、学生の学修のサポートをしています。また、大学が位置する東京都多摩市は豊かな自然に囲まれた、緑が多いエリアです。本学はその多摩市の閑静な住宅街に位置しており、騒音とは無縁な落ち着いた環境で学修に集中することができます。東京医療学院大学は、大学が位置する多摩市と、開かれた地域社会を志向し、相互の連携を通じて地域社会への貢献等を図るために、2012(平成 24)年に連携協力に関する基本協定を締結しています。また、2022(令和 4)年には JKK 東京(東京都住宅供給公社)と連携協定を結びました。この協定は地域コミュニティの活性化及び学生の人材育成を目的としており、具体的には本学に隣接する多摩ニュータウン落合住宅自治会との交流や地域活動を行う学生の入居を支援し、地域に根差した活気あるコミュニティの形成を目指すものです。このほか、多摩市主催のイベントや地域のイベントにも学生が運営スタッフやボランティアスタッフとして積極的に参加できるよう、大学が自治体と密に連携し、様々な情報を学生に発信しています。東京医療学院大学を運営する学校法人常陽学園は、江戸時代後期に吉田久庵によって創始された吉田流あん摩術を源流に、以来 190 余年にわたって医療に携わってきました。医療人の育成においても、1950(昭和 25)年に「東京マッサージ師養成所」を設立し、東洋医学に係る人材育成に努めてきました。リハビリテーション分野の人材育成においても、1997(平成 9)年より理学療法士・作業療法士の育成に努めてきました。東京医療学院大学の教育には、学校法人常陽学園が持つ医療人育成の伝統と実績が活かされています。自治体との連携や地域のイベントへの参加が豊富歴史ある法人による運営地域に根差した豊富な実習施設学修に集中できる環境創立者 平川荘作恵 ま れ た 学 修 環 境02040103
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