東京医療学院大学 GUIDE BOOK 2024
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56784年次3年次27Schedule大学で学修した検査・測定・評価に関する知識・技能をもとに、身体障害系、精神障害系の実習施設で、指導者の指導・監督のもとで実際の患者さんに対して作業療法評価を実施します。心身機能・認知機能の検査・測定の実施、面接や観察を通して患者さんのニーズや生活の実態を把握し、課題を明らかにして作業療法目標とそれを達成するための作業療法を考えます。9月3週間評価実習2月1週間地域作業療法実習4年次の総合臨床実習は、14週間かけて学びます。作業療法学専攻の総合臨床実習は14週間です。実習施設において実習指導者の指導・監督のもと、評価から作業療法実施までの一連の作業療法過程を実施します。学生の個性と学修状況に合わせ、実習先の病院と密な連携・情報交換を行いながら到達目標まで学びます。身体障害、精神障害、発達、高齢期などの施設2か所で実習を行います。臨床参加型実習(CCS)による臨床実習を行っていきます。学生は臨床実習指導者のチームに参加して、作業療法の臨床推論を学び、見学、模倣し、振り返りを繰り返すことによって臨床経験を多く積む形態の実習を行います。見学では学生が臨床実習指導者の行う作業療法について解説を受けながら観察し、模倣では学生が臨床実習指導者の行う作業療法について指導を受けながら実際に行います。実施では学生が臨床実習指導者の行う作業療法を監督のもと、主体的に実際に行います。遠方の実習地における交通費・宿泊費などは大学が負担します(大学規定あり)。作業療法士を目指すための臨床実習では、病院で受け入れられる実習生数が限られているため、学生1人だけで実習地に行くことが一般的です。そのため、病院の受け入れ状況によっては、近隣の実習地以外で実習を行うこともあります。本学では、遠方の実習地になった際の交通費・宿泊費を大学が負担し、実習費を別途徴収することはありません。実習前に実習指導者と本学教員との合同会議を行い、実習先と十分な連携を取っています。実習前には実習指導者と本学教員との合同会議を行い、本学の実習について理解いただき、実習指導者と学生との面談も実施します。また、本学教員は臨床実習を実施している学生の中間評価及び臨床実習指導者との連携を目的に、実習施設を訪問します。臨床実習前後の評価においても客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination:OSCE)などを活用し、本学教員と実習指導者と協同して、学生の臨床技能を総合的に評価するなどの連携も図っていきます。4〜6月7週間6〜8月7週間総合臨床実習は大学で学修した教養・専門知識・技術の集大成として、臨床実習施設において指導者の指導・監督のもとで、患者さんを正確に評価し、リハビリテーションゴールに従って作業療法の短期・長期目標を設定し、治療計画の立案から作業療法の実施までの一連の作業療法過程を実践します。患者さんの立場を理解し、「人に優しい心」での対応を実践します。総合臨床実習Ⅰ総合臨床実習Ⅱ評価実習総合臨床実習

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