015大学選び、将来の仕事選びなど、進路について迷いや悩みを抱く受験生に向けて、法政大学の卒業生から、ご自身の学生時代を振り返りつつアドバイスをいただきました。受験勉強をしていると、目の前の勉強がつらく感じることもあるでしょう。そんな時は一度、「自分の人生は何のための人生か」を考えてみることをおすすめします。なぜなら、「自分が将来何をやりたいのか、何を成し遂げたいのか」を考えると目標を持って動くことができるからです。目標があると、現在行っていることに意味を見出せて、毎日が楽しくなるものです。そうはいっても「やりたいことがない」という人もいるでしょう。それでも焦ることはありません。やりたいことというと、仕事に直結するイメージがあるかもしれませんが、仕事につながらなくても、自分が大切にしたいことは誰もが持っているはず。それは、ゲームやのんびり過ごす時間でも良いんです。まずは自分が何を大切にしているかを考えて、目標を持ってみてください。大学は新しい人生のステージを始められる場所です。受験勉強の先には楽しい日々が待っていることを忘れないでください。特に法政は、先生方との距離も近く、自由な雰囲気で、挑戦をしたい人にぴったりの大学だと思います。皆さんには「何かに挑戦したいけど、勇気が出せなかった」経験はありますか?ケニアで起業し、今でこそ自分らしく生きている私ですが、昔は親の意見や世間の目を気にするあまり、自分の希望ではなく周りの希望に沿った道を選択していました。もちろん進路を決定するにあたって、周りから意見を聞くことはとても大切です。しかしそれをそのまま鵜呑みにするのでなく「なぜそうなのか」と考えてから、自分らしく生きることができる道は何か、一度立ち止まって考えてみてください。大学には、新しいことに挑戦できる場がたくさんあります。踏み出す一歩は小さくてもかまいません。自分の興味あることに意欲をもって学ぶことをお勧めします。挑戦することで選択肢が増え、自分らしく生きる道が見つかるはずです。法政大学では熱心な先生方や、夢を追いかけさまざまなことに挑戦している仲間に出会えます。机上での学びはもちろん、人との議論やさまざまな経験から多くを学び、さらに自分らしく大きく成長してください。踏み出す一歩は小さくていい人生を彩るために目標を持とう受験生のあなたへ。_ 卒業生からのメッセージ _Rie KawanoMessage. 01Haruka OkumuraMessage. 02
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