法政大学 GUIDEBOOK 2024
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「文書作成力」「情報収集・分析・発信力」「状況判断・行動力」の3つの能力を就業力と捉え、キャリア形成関連科目として初年次教育から配置しています。※2022年10月現在34大学でのさまざまな学びや体験が、社会に出てから役に立つコミュニケーション力、主体性・粘り強さの養成につながるよう、人格形成の環境づくりに力を注いでいます。市ケ谷企業により、インターンシップの参加人数に定員があり、選抜となる場合があります。そこで、学生が参加を希望する企業のインターンシップの選考を通過できるように、実践的なサポートプログラムを充実させています。インターンシップの基礎知識、業界や企業についての研究・選び方、エントリーシート対策(自己PRや志望動機など)、筆記試験対策、面接対策、マナー講座などの各種講座に気軽に参加することができます。また上記プログラム以外でも、インターンシップに関する個別相談を随時受け付けています。就職活動を終えたばかりの4年生が、後輩学生の就職活動を支援。質問や相談に、自身の体験も踏まえながらアドバイスします。学生サポーター登録人数 約20人 ※2020年12月現在インターンシップ体験会各業界の仕事内容や働き方を理解するためのワークを、一般的なインターンシップとは異なり、大学内で体験します。法政大学の学生限定で実施されるため参加しやすく、また少人数制なので理解が深まりやすいこともメリットです。●キャリアデザイン入門(全学共通教育プラットフォーム科目)大学とはどういう場なのか、社会で働くとはどういうことなのか、といった点について学びます。社会に出て働くようになると必要とされる能力と大学での活動の関係について考え、大学で学ぶことが将来にどうつながっているのかを理解します。●キャリアデザイン応用(全学共通教育プラットフォーム科目)企業社会や、社会の中に存在する仕事、あるいは働き方の多様性について学びます。社会の中にはさまざまな仕事があります。私たちの社会は、労働の連鎖で出来上がっています。働くとは、その連鎖の一つを担うことです。具体的にどのような仕事があるのか、それぞれの仕事で求められる能力は何かといった点について事例などをもとに考えます。●全学共通教育プラットフォーム科目     P.019学生サポーター制度...................在学中に留学する学生の就職活動を支援する制度があります。●国際キャリア支援プログラム ......P.032学生の就職に関する協定を締結し、地方での就職を希望する学生を支援しています。〈協定締結先自治体〉・愛知県・新潟県・山梨県 ほか、計18自治体スタッフによる個別相談、 各種キャリア・就職支援プログラムの開催、体験型準備講座など、学生の状況に合わせて、計画的・段階的にキャリア支援できる仕組みがあります。模擬面接や説明会などを学内でも実施しているだけでなく、就職活動を終えた先輩や卒業生からアドバイスをもらえる機会もあります。仕組み仕組み学生一人一人が将来を視野に入れて有意義な大学生活を送ることができるよう、 1年次から受講できるキャリア形成関連科目やサポートプログラムを用意しています。インターンシップに参加することで、将来の進路を考えるとともに、実際の職場での就業体験を通して、社会人としての意識や考え方、ビジネスマナーなどを経験・吸収することができます。※キャリアセンターでは、企業が公募するインターンシップの情報も提供しています。 ※各学部独自のインターンシップも実施しています。キャリア形成関連科目の一例インターンシップガイダンス/インターンシップサポート講座国際キャリア支援プログラム地方自治体との連携を強化市ケ谷●文学部生のキャリア形成(文学部)●職業選択論(キャリアデザイン学部)多摩小金井●キャリアデザイン(理工学部・生命科学部)大学が提供するキャリア教育や、キャリアセンターが主催するイベントや就職支援を、より高度な支援内容にするため、キャリアデザイン学部の研究者と連携し、その成果を学生にフィードバックする取り組みを始めています。現在、キャリア形成関連科目を受講した学生に定点的にアンケートを実施し、キャリア形成において重要な、ビジョン(キャリアに対する視点)とアクション(キャリアの成功のための行動)がどう変化するかを調査しています。また、将来的には、低学年において、ビジョンとアクションに対して、思うように進んでいない学生に向けて、早期の段階で支援する新たな取り組みも準備しています。●キャリアデザイン入門 (経済・社会・現代福祉・スポーツ健康学部)キャリアデザイン学部研究者との連携042低学年から受講できるキャリア形成関連科目

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