法政大学 GUIDEBOOK 2024
23/196

情報科学部 埼玉県私立淑徳与野高等学校 ディジタルメディア学科 出身3年伊藤葵さん 大学では以前から興味のあったSDGsについて学びたいと思っていました。関連科目を多く履修する他、SDGs関連の活動を行う「SASH」に所属し、古着をリメイクするイベントを開催するなど、理論、実践の両方の面からSDGsに対する理解を深めてきました。特に印象に残っているのは、「国家と民族」の授業で、さまざまな国の例や視点から学んだことです。これまで「当たり前」だと考えていたことは、決してそうではないと知り、多様な考えを受け入れる柔軟性が身に付きました。環境、格差など、世界が抱えている課題は多くありますが、SDGs達成に向けて意識する人が増え、世界中の人々が幸せだと感じられる瞬間が続くよう、これまでの学びを生かして働きかけをしていきたいと思います。学科ではCGや人工知能をはじめ、特に音声処理に興味を持って学んでいます。理系学部に所属しながら文系科目をじっくり学べる機会は貴重だと感じ、成績優秀者として履修できる幅広い選択肢の中から、「犯罪学」を選択。内容を正しく認識しているか、先生にその都度相談でき、他学部の科目でも安心して履修できました。「犯罪学」では、情報系の分析法とは異なり、物事の背景にある「個人の事情」にまで目を向けてデータを分析します。ミクロの視点で実験データを捉える理系の分析法と、マクロの視点で社会を見る文系の分析法、この2つの視点を持つことで、より物事の本質を見る力が養われました。専門分野を深めつつ、+αの知識を得ることで、自分の成長につながる新しい気付きが得られました。名前 名前さん鈴木 柊貴さんスポーツ健康学部 スポーツ健康学科 3年現代福祉学部 臨床心理学科 3年埼玉県さいたま市立浦和高等学校 出身神奈川県私立山手学院高等学校 出身他の受講者の声臨床心理学科で認知行動療法を専攻しており、中でもインターネット・AIを用いたカウンセリング手法について興味を持っています。これは新しい分野であり、学科での勉強にプラスして学ぶ必要があります。こうした中、数理・データサイエンス・AIプログラム(MDAP)を知り「データサイエンス入門A・B」の履修を決めました。授業では、ビックデータの概念とその活用方法を学ぶとともに、実際にデータを扱うこともあり、基礎から実践まで広く触れることができました。また、フルオンデマンド配信のため自分のペースで無理なく進めることができました。今回得られたデータサイエンスに関する考え方や知識をもとに、今後は心理学の領域でインターネット・AIと融合させた新しい分野を切り開く人材として活躍していきたいです。SDGsサティフィケートプログラム→P.019を修了して成績優秀者の他学部科目履修制度→P.019にて法学部「犯罪学」を履修して本質を見る目が養われた文系の分析手法「データサイエンス入門A・B」を履修して新しい研究分野を自ら切り開くために数理・データサイエンス・AIプログラム(MDAP)→P.019にて022幸せの瞬間が1秒でも長く続くように

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る