法政大学 GUIDEBOOK 2024
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専門職大学院/通信教育部/附属研究施設法政大学には、さまざまな分野にわたる附属研究施設があり、いずれも多くの実績を挙げています。研究・調査活動の成果は学会、シンポジウム、講演会などで発表されたり、報告書などの形で一般公開されています。下記、学則附置11研究所のほか、サステイナビリティ実践知研究機構に4研究センター(地域研究センター、エコ地域デザイン研究センター、マイクロ・ナノテクノロジー研究センター、江戸東京研究センター)があります(2023年4月現在)。本学元総長の野上豊一郎博士の功績を記念し、1952年に創設された、日本を代表する能楽の総合研究機関です。全国屈指の所蔵量を誇る能楽関係資料(重要文化財含む)は約4万点。能楽研究の発展と能楽の振興を目指し、さまざまな活動を展開しています。法政大学イオンビーム工学研究所私立大学では数少ないイオン加速器を2台所有。集積回路の製造技術や次世代通信機器などの研究開発に利用しています。法政大学日本統計研究所全国的にもユニークな統計の専門研究機関です。政府統計の企画・設計に貢献するため、国際ワークショップを開催するなど、海外の事情を調査しています。法政大学イノベーション・マネジメント研究センターイノベーションをキーワードに産学官連携を図り、産業・経営に関する学術交流を行い、その研究成果を講演会、学術雑誌や叢書として公表しています。経済系資料では国内最大級の蔵書(約28万点)を公開。琉球列島(奄美〜宮古・八重山)とその周辺地域の文化・社会について総合的に研究を行う目的で1972年に設立されました。現在は、沖縄研究の世界的な広がりに応えて、国内外の研究者を結ぶ情報ネットワークセンターとしての役割を果たしています。野上記念法政大学能楽研究所法政大学大原社会問題研究所社会労働問題に関する文書館・研究機関で、1919(大正8)年設立、100年を越える歴史を誇る民間の社会科学分野では最も歴史がある研究所として知られています。法政大学スポーツ研究センター体育・スポーツの調査および研究を主たる目的として設立。スポーツ科学における多様な分野からの研究成果に基づき、学生のスポーツ活動のサポートや健康維持の増進に向けた助言等を行っています。法政大学国際日本学研究所日本初の「国際日本学の構築」を掲げて、世界各国の日本研究機関をつなぐ役割を担う研究組織として設立されました。研究対象とする時代や地域、分野を広げ、新しい国際日本学の展開を目指して活動中です。法政大学沖縄文化研究所法政大学情報メディア教育研究センターITを駆使する計算科学およびデータサイエンスやAIを活用する教育システムなど、ITが関わる分野の研究および開発を行っています。法政大学比較経済研究所日本および諸外国とりわけアジア地域の経済について、国際比較の観点を重視しつつ、学外の大学/企業の専門家と共に、多様で創造的な研究プロジェクトを推進しています。法政大学ボアソナード記念現代法研究所日本近代法の父として知られ、草創期の法政大学に多大な貢献をしたボアソナード博士に関する文献・資料を収集。従来の法律学では解決が困難な諸問題を対象にプロジェクト研究を実施しています。184附属研究施設数々の実績を挙げている、高度な専門研究・調査機関

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