法政大学 GUIDEBOOK 2024
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4年次3年次 西川 正俊 准教授①細胞機能分野②細胞メカニクス研究室:細胞骨格が形態形成を実現する仕組みについて、物理的に解明することを目指した研究 常重 アントニオ 教授①グローバル化担当② 蛋白質科学研究室:蛋白質間、蛋白質・低分子化合物の相互作用の新しいアロステリーモデルの検証、異種生物間のキメラ蛋白質の構造機能解析、水和水の蛋白質機能への影響の解明、人工酸素運搬体の開発を目指した研究 水澤 直樹 教授①一般生物学分野② 光合成研究室:光合成生物を題材に、光合成酸素発生、光合成装置の環境ストレス耐性、光合成装置の分子構築など、その仕組みが未解明な現象の分子レベルでの解明を目指した研究 辻本 昭彦 准教授①理科教育・教職課程担当②教育現場におけるトランスサイエンス、サイエンスコミュニケーション、SDGsなどを構築する教育的仕組みやOPPA(One Page Portfolio Assessment)による「学習と指導の機能を持つ評価」の解明を目指した研究 廣野 雅文 教授①細胞機能分野② 分子細胞生物学研究室:蛋白質分子が集合して中心体や繊毛などの規則的な細胞内構造を構築する仕組み、それらが細胞分裂、運動、細胞間情報伝達に働く仕組みの解明を目指した研究専門科目演習(ゼミ)生命現象の担い手である蛋白質について、その立体構造と形成の基本的な原理、および構造と機能との相互的な関係について概要を解説します。アミノ酸の構造と化学的性質、ペプチド鎖のフォールディング、蛋白質の解析方法の原理などの理解を目指し、抗体、酵素、アクチン、ミオシンなどの具体的な蛋白質の構造と機能についても学びます。専門科目 演習(ゼミ)生命の本質に関心のある私は、金子教授の再構成細胞学研究室で手掛ける、人工的に生命現象を再現する研究手法に感銘を受け、2年次から所属しています。現在は、細胞膜と同じ成分でできた人工膜小胞「リポソーム」に、微生物やその一部を入れて「生物と人工物を組み合わせた分子ロボット」を創ることに挑戦しながら、生命の本質を追究しています。「生命とは何か」、自分なりの答えを模索しつつ、生涯考え続けていきたいテーマです。生命機能学科 4年秋山 浩一朗さん(愛知県立瑞陵高等学校 出身)全ての細胞は、自らをとりまく環境や細胞内の環境変化を感知し、それに対して適切な応答を引き起こす「シグナル伝達」という能力を備えています。本講義では、真核細胞・原核細胞における細胞外刺激受容と細胞内シグナル伝達の分子機構、およびその研究方法について、特に感覚応答系を中心とした具体例とともに学びます。専門科目 演習(ゼミ)応用環境化学/生物学と化学のための数学遺伝子工学/蛋白工学/バイオインフォマティクス/ケミカルバイオロジー/分子薬理学/食品科学/生物有機化学/物質機能化学/物質変換化学/高分子化学/バイオマテリアル/分子エレクトロニクス/物質循環化学/植物メディカルゲノム学生命機能学実験Ⅰ生命機能学実験Ⅱ/●生命機能学研究Ⅰ/●生命機能学演習Ⅰ●生命機能学英語Ⅰ*2物理化学概論Ⅰ・Ⅱ細胞工学/細胞情報学/生体超分子/構造生物学/バイオエナジェティクス/バイオイメージング/医用生体工学/神経科学/分子免疫学●生命機能学研究Ⅱ・Ⅲ/●生命機能学演習Ⅱ・Ⅲ/生命機能学研究論文●生命機能学英語Ⅱ・Ⅲ*2 山本 兼由 教授①ゲノム機能分野② ゲノム生物学研究室:細菌を題材に、生物のゲノム全遺伝子の発現プログラムが環境に応じて変化し、多様な適応能を示す仕組みを、分子レベルで理解することを目指した研究164蛋白質構造機能学Ⅰ細胞情報学理想の未来を描く「生命とは何か」解けない謎に生涯を通じて挑んでいく

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