法政大学 GUIDEBOOK 2024
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2年次1年次4年間の流れ専門教育科目*1◎ゲノム構造機能学Ⅰ・Ⅱ/◎生体分子分析学Ⅰ・Ⅱ/発生生物学/生理病理学/生命科学データベース論・演習/ 金子 智行 教授①細胞機能分野② 再構成細胞学研究室:構成的アプローチによる細胞の再構成系や細胞間相互作用の制御法を用いて、細胞の構造やメカニズム、集団化効果を解明することを目指した研究 曽和 義幸 教授①蛋白質機能分野② 超分子機能学研究室:細胞運動に関わる生体超分子のエネルギー変換・情報伝達機構を、単一分子レベルで解明することを目指した研究 今村 大輔 准教授①ゲノム機能分野② 微生物細胞機構学研究室:細菌の細胞分化の仕組みを分子レベルで解明することにより、生物の持つ生存戦略やその原理を理解することを目指した研究本学科では、ゲノム、蛋白質、そして細胞をキーワードに、分子・原子レベルからゲノムに含まれる遺伝情報の選択的利用の仕組みや、細胞が個々または集合した全体として発展する生理機能の仕組みや、遺伝子と蛋白質合成の仕組みなどを解明。「細胞個性学」と「分子個性学」の観点から生命の本質に迫り、地球と人類の未来を考えます。教養科目……P.054専門科目 演習(ゼミ)ゲノム機能ゲノムの全遺伝子の機能を明らかにし、生物が利用する遺伝子を選択する仕組みを解析。コース蛋白質機能遺伝子の情報を利用して蛋白質が合成され、機能を発揮するまでの仕組みを学ぶ。コース細胞機能コース多数の遺伝子と蛋白質が共存している細胞、一つ一つの個性を解明する。教養科目学部共通科目実験演習系科目科学英語学科専門科目 川岸 郁朗 教授①細胞機能分野② 細胞機能学研究室:細菌表層のセンサー蛋白質群が環境変化を感知し、その情報を細胞内超分子システムが処理する仕組みを、単一細胞・分子レベルで解明することを目指した研究*1 生命機能学科のみ開講の教養科目を含む *2 生命機能学科のみ開講の教養科目 ●=必修科目 ◎=履修推奨科目(基幹科目を含む)※カリキュラム表および科目名は、変更になる場合があります。全ての生物は、DNAの遺伝情報を利用してタンパク質を合成し、生命活動を営んでいます。本講義では、この遺伝情報をもとに多種多様な生体分子が合成され、細胞が構築される過程について解説します。特にDNAの構造、遺伝情報の流れ、DNA複製の解説に力点を置き、遺伝情報伝達物質としてのDNAの理解を目指します。●生物化学Ⅰ/●細胞生物学Ⅰ/●分子生物学Ⅰ・Ⅱ/グリーンケミストリ/基礎有機化学Ⅰ・Ⅱ/環境と人間/植物医科学概論/植物分子細胞生物学/植物薬理学●生命機能学基礎実験Ⅰ/●生命機能学基礎演習Ⅰ/◎フロンティアバイオサイエンス入門●生命機能学基礎英語Ⅰ*2●生物化学Ⅱ/●生物物理学Ⅰ・Ⅱ/●細胞生物学Ⅱ/計算機科学概論Ⅰ・Ⅱ/生物統計学 佐藤 勉 教授①ゲノム機能分野② 分子遺伝学研究室:原核生物の環境変化に応答して起こる細胞分化の過程を分子レベルで解析し、細胞分化の遺伝子ネットワークの全体像を解明することを目指した研究※2023年4月現在。退職等により変更になる場合があります。実験実証を基盤とする、生命科学研究を自立的に実施する能力を養います。2年次より所属する研究室で、与えられた課題について自ら実験を行い、得られた結果を正しく解析し研究成果をまとめること、最先端の英語学術論文を正確に読解し理解を深めることが目標です。少人数教育で行われ、能動的な姿勢で取り組むことが求められます。◎蛋白質構造機能学Ⅰ・Ⅱ/◎細胞構造機能学Ⅰ・Ⅱ/機器分析学/分子微生物学/環境安全化学/分析化学/バイオエンジニアリング/物質構造化学/植物バイオテクノロジー概論/微生物生態学/植物細菌学/植物ウイルス学/植物病学概論/●生命機能学基礎実験Ⅱ/●生命機能学基礎演習Ⅱ/●生命機能学基礎英語Ⅱ*2163「生命ゲノム解析システム」など、最先端装置や資材が充実生命科学部生命機能学科 入学定員:74人分子生物学Ⅰ生命科学の最先端に迫る3コース生命機能学実験Ⅰ専任教員① 専攻 ② ゼミナールまたは研究テーマ 伊藤 賢太郎 専任講師①応用数学分野② 数理モデリング研究室:粘菌をはじめとするさまざまな生物の振る舞いのメカニズムを、数学とシミュレーションにより解明することを目指した研究「細胞」と「遺伝子」から生命の仕組みや本質に迫る

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