法政大学 GUIDEBOOK 2024
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4年次3年次● 山岸 昌夫 准教授①データサイエンス・最適化工学研究室②機械学習や信号処理など、「データから有益な情報を抽出すること」を目的としたデータサイエンスに関する研究。数理最適化の知見を活かした機械学習アルゴリズム・信号処理アルゴリズムの開発、スパースモデリングや音声・画像処理への応用など● 和田 幸一 教授①計算機科学研究室② 並列分散システムを安全に効率よく構築するための方法論に関して、超並列計算機のアーキテクチャ、自己安定で自律適応性を持つ分散システム、自律分散ロボット群に対する耐故障性アルゴリズムなどを研究● 三橋 秀生 教授①組合せ論・表現論② 代数的手法や組合せ論的手法によるグラフのゼータ関数の研究と量子ウォークへの応用、ヘッケ代数や量子群、対称関数などに関連する組合せ論的表現論の研究● 藤井 章博 教授①ネットワーク応用研究室② 情報ネットワークにおける通信方式(マルチキャスト通信プロトコル、LAN通信周波数の共有方式など)とインターネット応用技術(ウェブ情報サービス、ユビキタスコンピューティングなど)に関する研究● 和佐 州洋 准教授①理論計算機科学②グラフなどの離散構造に対する問題の基礎研究。特に、部分構造の列挙問題や組合せ遷移問題に対して、理論的に効率の良いアルゴリズムの開発や計算困難性の証明を行う● 李 磊 教授①コンピューティング研究室② 人工知能アルゴリズムの設計と解析、計算の複雑さと複雑系、同期式と非同期式並列処理、制御システムの安定性、数値解析、組み合わせ論と計数方法 など専門科目 演習(ゼミ)機械学習や画像工学に興味があり、尾川教授の研究室で、画像診断技術の研究に取り組んでいます。病院での臓器の状態や働きを画像化する検査では、混入するノイズの影響をいかに抑制して画像をつくれるかが、診断の質を左右します。研究では、統計的手法や、今後取り組む予定の機械学習など、複数の手法を比較して、画質の改善方法を模索しています。将来は医療機器の開発に携わり、病気の早期発見や治療に貢献していくことが目標です。応用情報工学科 4年丹羽 英之さん(愛知県立昭和高等学校 出身)専任教員の個人指導のもと、論文テーマを選定し、過去3年間にわたって講義、情報工学ゼミナール、PBL、情報工学実験1・2・3で学んできた知識や実験法などを活用して、論文を作成します。専門領域において自ら問題設定を行い、計画を策定し調査、理論構築、解析、実験を遂行する能力を築きます。専門科目 演習(ゼミ)符号と暗号の理論/計算量の理論/ネットワークプログラミング/組込ソフトウエア開発/VLSI入門/計算の原理/組込制御工学/感性工学/オペレーティングシステム演習/関数型プログラミングこの演習では、近年、爆発的な進歩と普及を遂げている、“人工知能(AI)技術”の根幹を成す、機械学習技術について重要事項を学びます。演習を通じてモデル構築を体験し、実践的な能力を身に付けることを目的とし、目的に応じて、データ収集・モデル構築・処理と評価を行い、結果を導く能力を獲得することが目標です。●PBL/●情報工学実験2/●情報工学実験3/●情報工学ゼミナール/インターンシップ/ヒューマンインタフェース/コンピュータビジョン基礎/画像診断装置概論/情報ネットワーク設計論/コンパイラ/コンパイラ演習/マルチモーダル情報処理/最適化数学/分散システム性能評価法/リアルタイムOSとプロセッサ/分散アルゴリズム/セマンティックWeb/ハードウェアアルゴリズム/組込モデリング/組込アプリケーション/Webデザイン/自然言語処理/パターン認識/クラウドコンピューティング/認証技術/ソフトコンピューティング/エージェント技術/プログラミング言語理論・設計/ネットワークアプリケーション設計論/検索技術/セキュアシステム設計/ビッグデータ情報分析/コンピュータビジョン/コンピュータグラフィックス/IoTネットワーク/アプリケーション開発演習/機械学習演習/セキュア・プログラミング●卒業研究ゼミナール/●卒業研究156機械学習演習卒業研究理想の未来を描く画像工学の技術で医療の進化を後押しする

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