法政大学 GUIDEBOOK 2024
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2年次1年次4年間の流れ● 金井 敦 教授①情報ネットワーク・セキュリティ研究室② ネットワーク上のプライバシー制御やネットを介したウイルスによる攻撃やスパムメール、フィッシングに対する防御、暗号システムの開発、セキュアなプログラミング手法の開発● 尾川 浩一 教授①画像工学研究室② 医学および工業への応用を目的とした画像工学の研究を行う。エックス線やガンマ線を用いて物体の内部を映像化するCT技術のほか、視覚的画像処理、画像に情報を埋め込む技術などを研究● 平原 誠 准教授①脳情報処理研究室② 視覚情報処理、脳機能研究などを通じ生体の神経情報処理に範を得た新しい並列分散情報処理システム、ニューラルネットの研究● 周 金佳 准教授①知能メディア処理研究室 ② 超低消費電力イメージセンサー、深層学習を用いたビデオ圧縮、人工知能による画像処理、ビデオ符号化のハードウェア実装など応用情報工学は、私たちの生活全てに関わる基盤技術である情報通信技術(ICT)を理解し、新たな利用法の研究・開発をする学問です。本学科では、基礎をしっかり学ぶとともに、多様化を続ける現代社会の中で発生するさまざまな問題に対処し、前例のない新しい価値を創造・提言できる優秀なエンジニアや研究者の育成を目指しています。教養科目……P.054 専門科目情報ネットワークコース人間環境・生体情報コース社会情報コースユビキタス情報コース基礎情報コース応用情報工学科専門科目ICT社会実現のためのスキル修得と生体情報処理や医療・福祉・介護などへの応用技術を学ぶ。次世代情報ネットワークインフラとサービスを創出する人材を育成する。インターネット/Webを用いたより使いやすいサービスを創出する。電気機器の制御システムを学び、ユビキタス情報、IoT社会の確立に貢献する。独自の計算システムを設計・実装できる開発エキスパートを育成。●=必修科目 ◎=選択必修科目 無印=選択科目※カリキュラム表および科目名は、変更になる場合があります。情報工学とは、情報を工学的に応用するための技術を総称した、総合的な学問分野です。本講義では情報工学において中心的な役割を果たすコンピュータのハードウェアとソフトウェア、ネットワーク技術、通信技術、情報処理技術などについて、専任教員の研究事例に触れながら概要を学びます。※2023年4月現在。退職等により変更になる場合があります。インターネットの普及とともに、セキュリティの問題が顕在化している中、セキュリティの視点からのアプローチは必須です。本科目では、インターネット技術を中心に、セキュリティとは何かを理解し、コンピュータ技術やネットワーク技術との関係を学習し、ICT技術に基づくさらに高度なセキュリティ技術を学ぶ基礎とします。●プログラミング言語JAVA/●データ構造とアルゴリズム/●計算機アーキテクチャ/●計算機アーキテクチャ演習/●情報理論/●情報工学実験1/●信号処理理論/◎応用数学(情報)/◎応用解析(情報)/◎ソフトウェア工学/◎形式言語とオートマトン/◎アセンブリ言語/◎アセンブリ言語演習/◎分散システム/◎電磁気学基礎/◎組み合わせアルゴリズム/◎セキュリティ概論/◎IoTシステム工学/◎電子回路/◎データサイエンス1/◎データサイエンス2/◎画像工学/数論/物理学応用(情報)/組込システムの基礎/オペレーティングシステム/データベース/Web技術論/認知心理学/人工知能概論/Web/XML演習/教養科目 専門科目 ●離散数学(情報)/●確率論/●プログラミング言語C(情報)/●プログラミング言語C演習(情報)/●プログラミング言語C++/●情報工学入門/●情報ネットワーク概論/●集合と命題論理/●論理回路/◎自然科学の方法(情報)/◎インターネットプロトコル/◎基礎電気回路(情報)/◎Introduction to Computer Science and Information Technology/応用情報工学特別講義A/応用情報工学特別講義B155プレゼミや上級生による学習相談などサポートが充実理工学部応用情報工学科 入学定員:113人セキュリティ概論情報化社会のキャリアを形成する5コース( 他コースの科目も自由に選択できます)情報工学入門専任教員① 専攻 ② ゼミナールまたは研究テーマ● 彌冨 仁 教授①知的情報処理研究室② 深層学習を含む人工知能技術そのもの、またはそれを用いたさまざまな応用研究。画像解析を用いた自動診断(植物、皮膚がん等)、診断支援、リスク予測技術、各種自然言語処理、malware検出やapplication firewall自動設計などのセキュリティ応用など● 品川 満 教授①光・電気融合情報工学研究室② 人にも地球環境にもやさしいユビキタスネットワークの実現に向けて、光と電気、ソフトウエアとハードウエア、さまざまな技術を駆使し、近距離無線通信と人の体を伝送路とする人体通信とを融合した情報通信技術を研究安全・安心な情報環境と新しい価値の創造に挑む人材を育成

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