法政大学 GUIDEBOOK 2024
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4年次3年次● 平野 元久 教授①デジタルエンジニアリング研究室② 計算機を活用した工業製品の設計・評価技術であるデジタルエンジニアリングの計算工学研究を推進する。機械・機械要素・生産工学の高性能化を目指して、ナノ・マクロのマルチスケールのさまざまな現象解明と機械機能創造に挑む● 平野 利幸 教授①流体機械研究室② ターボ機械の小型化、高効率化および運転範囲の拡大を目指した研究を行う。また、ターボ機械内部の流れは非定常3次元流れであり、設計点から外れたところで運転すると流れの不安定現象を引き起こすため、その発生メカニズムの解明と抑制方法に関する研究を行う● 東出 真澄 専任講師①材料工学、衝撃工学、スペースデブリ、マテリアルリサイクル ● 辻田 星歩 教授①流体工学研究室② 航空機用ジェットエンジンや産業用ガスタービンなどのターボ機械の性能の向上を目的として、その構成要素の翼列内の流れの挙動および損失生成機構の解明を、実験的手法と数値流体力学の両面から行う● 吉田 一朗★ 教授①デジタルエンジニアリング、データサイエンス、設計工学● 御法川 学 教授①航空・機械音響研究室② 各種機械の騒音低減、快適音化のための設計手法確立のための実験・解析を行う。また、小型航空機の普及と安全運航に関する各種研究を行う専門科目 演習(ゼミ)乗り物が好きで、高校生の時から将来は航空業界に関わりたいと考えていました。現在は御法川教授の研究室で、UAM(アーバンエアモビリティ)、空飛ぶ車を研究しています。さまざまな形の機体が開発される中、どのような形が望ましいのか、設計や試作を通して検討しています。UAMは、渋滞緩和や環境負荷の削減など、多くのメリットがあります。安全性を確実にしたUAMの設計を通し、空の移動が身近な未来を導きたいと考えています。機械工学科 機械工学専修 4年巽 友寛さん(栃木県私立國學院大學栃木高等学校 出身)専門科目 演習(ゼミ)マテリアルプロセッシングⅡ/工業熱力学Ⅱ/流体力学Ⅱ/メカトロニクス/航空機システム/航空エンジン●PBL/●機械設計製図/●機械工学実験Ⅱ/●機械工学実験Ⅲ/●機械工学ゼミナールⅠ/●伝熱工学/●流体工学/インターンシップ/ロボット工学/固体力学/塑性力学/計算力学/音響工学/材料強度学/機構デザイン/宇宙工学/制御工学Ⅱ/流体機械/熱工学/内燃機関/自動車工学/複合材料工学/航空機/製品開発工学/CAD/CAM/CAE/燃焼工学/破壊力学/トライボロジー/機能材料/宇宙システム② 航空宇宙分野の環境問題解決を目的とし、航空機のマテリアルリサイクル手法や、環境リスク耐性を有する宇宙機構造に関する研究を行う② 設計工学は研究開発・製品製造の中核であり、計測学は科学・工学を牽引する非常に重要な役割を果たす。これらとデータサイエンス、人工知能を融合させ、環境性能と機能を両立させる研究や人の心を動かすデザインに関する研究を行う●卒業研究/●卒業研究計画/機械工学ゼミナールⅡ/バイオメカニクス/エネルギー変換工学/インダストリアルデザイン/環境工学150機械工学の最重要基礎科目群機械工学は、日本のあらゆる製造技術分野を支えています。機械や構造物などに用いられる工業素材の力学特性の精査、医療・福祉の技術的応用、環境問題対策、バイオメカニクスやマイクロマシンの応用など機械工学の果たすべき役割は非常に多いです。2年次からは1年次で学んだ専門科目の知識をベースにより専門的な内容を修得します。各履修コースの豊富な専門科目群本専修では、多くの専門科目が開講されています。将来のものづくりを見据え、6コースを設定し、専門領域を超えた横断的カリキュラムを編成することで、創造的なエンジニアを育成するとともに、ものづくりに欠かせない意思伝達能力を養成します。機械工学は工学の基礎を担い、これからも挑戦が求められています。理想の未来を描く空飛ぶ車の研究・開発を通し日常的に空の移動ができる社会へ

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